森口博子×TM NETWORK木根尚登が『シティハンター2』ED主題歌を披露 活動40周年から久々の“ビキニ姿”まで…独占インタビュー


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森口博子がアルバム制作で苦しみ抜いた理由

――アニソンといえば、森口さんは2024年8月7日に「ANISON COVERS 2」をリリースします。制作にあたっての思いを教えてください。

森口:2023年にリリースした「ANISON COVERS 」は、おかげさまでオリコンデイリーTOP10入りして「2」を待ち望む声がたくさん届いていたので、実現できて本当に嬉しく思っています。

でも、「ANISON COVERS 2」を作るのは、実は本当にいい意味で辛かったんです……。これまで「Anison Days」でカバーした約300曲のアニソンのなかから、10曲を選ばなくてはいけなかったんですよ?

80年代、90年代の名曲を中心に選曲したんですが、あまりにも歌いたい楽曲が多すぎて「この曲は3で入れよう!」と勝手に決めていました(笑)。そんな私のアニソンへのエンドレスな思いと、名曲のパワーをどちらも感じていただけるアルバムに仕上がっていると思います。参加ミュージシャンの方々とのコラボも見どころです!木根さんはじめ、ももいろクローバーZの百田夏菜子ちゃんとは「おジャ魔女カーニバル」を。ギタリストの鳥山雄司さん&元カシオペアの神保彰さんとは「想い出がいっぱい」等など…

ーー34年ぶりのビキニ姿でのジャケットも話題になっていますね。

森口:そうなんです。ジャケットのほかに、80~90年代のウキウキした気持ちを思い出してもらえる仕組みとして、もっと刺激的な水着姿を“袋とじ”で楽しめる仕様になっています。切るも良し、覗くも良しで、一家に2枚用意してもらえると嬉しいですね(笑)。

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キャリアを重ねても、アニソンとともに成長し続ける

ーー酒井さんは2024年でデビュー30周年、森口さんは2025年で40周年を迎えます。おふたりや「Anison Days」にとっても飛躍の年になっていくのではないでしょうか。

酒井:そうですね。今後のミュージシャン人生を楽しくするための1つの土台となるように、30周年を楽しんでいきたいです!そして、より「Anison Days」を盛り上げられたら嬉しいなって思います。

森口:私がいまこんなに活動の幅を広げられているのは、アニソンの力があってこそ。40周年を通過点として、「Anison Days」をまだまだ楽しんでいくつもりです!目標は70代!おばあちゃんになってもミッキーやゲストの皆さんとアニソン愛を語り、歌い継ぎたいです!

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ーー「TM NETWORK」は、2024年でついにデビュー40周年。世代を越えて楽曲が愛され続けていることについて、どのように思うのかを木根さんにお聞きしたいです。

木根:「シティーハンター」の映画や実写ドラマ化にあわせて、僕らの楽曲がずっと愛され続けているのには、もはや感謝しかありません。アニソンの力は本当に偉大だなと心から思っています。それにしても40周年、博子ちゃんと出会ってから20年以上経つんだね。

森口:そうだ、そうだね。泣けちゃうね。

木根:僕は、なによりも“いま”が一番楽しいって思っているんです。僕らみたいにキャリアを積んでいくと、いろいろ先が見えてきて、つまらなく思えてしまうことがある。でも、年齢なんて関係なく挑戦を続ける博子ちゃんを見ていたら、いまを楽しむことの大切さや幸せにあらためて気付かされました。

森口:私も、これまで多くのことを乗り越えてきたんだから、もう絶対戻りたくないって思います。木根ピーと会うたびに、いまが楽しいねって話をしている気がしますね。

木根:本当にそう。こんな風に思えているのも、アニソンを通して博子ちゃんやみなさんとつながれているおかげだと思っています。

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著者 川上良樹

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