超ユニークな「ツイ廃用TL縦長ディスプレイ」が意外に便利すぎた


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今年発売した超ユニークな『ツイ廃しか勝たん!「TL 縦長ディスプレイ」』を相性の良かった使用例とともに紹介する。

縦長?横長?超ユニークなディスプレイ

PC等と接続するディスプレイのアスペクト比(縦横比)は16:9・一昔前なら4:3などが一般的。近年は3:2といった視認性を重視したアスペクト比のものも登場している。

そんな中、レアモノショップを運営するサンコー株式会社が他のどの企業でもやらないような「超縦長ディスプレイ」を商業化して今年2月に発売した。

外観や使い方

なんとアスペクト比は驚異の「16:5」で解像度は1280✕400。他に類を見ない縦長or横長ディスプレイである。

画面は光沢液晶。ただ縦長というわけではなく、解像度も一般的。短辺はスマホより少し小さい程度で400ピクセルなので、画像も鮮明に表示できている。

接続は一般的なディスプレイ同様HDMI接続でUSB給電で動作する。また、付属品は本体(金属製)・HDMIケーブル・Micro-USBケーブルとなっている。

Twitter廃人にピッタリ!使用用途の例

この製品はTwitterの様々な投稿(TimeLine)を見るのに特化した縦型ディスプレイですが、その他便利だと感じた使用例を紹介。

ツイ廃にはもちろん最適

前述の通りTwitterを眺めることに最適化されたアスペクト比になっており、通常の16:9ディスプレイだと精々一度に5ツイートの表示が限界。
しかし、「TL 縦長ディスプレイ」なら10個以上のツイートを一度に表示することができ、圧倒的な視認性の向上を体験できた。

欲を言えばタッチディスプレイだとなお操作性が向上するだろうが、定期的にタイムラインを更新するようなスクリプトをブラウザで動作させるても良いだろう。

開発コンソールの表示に

ただのツイ廃だけにしか役に立たない商品ではない。プログラミングやシステム開発時にコンソールを表示するディスプレイとして使ってみると意外と便利だということが分かった。

プログラミング等に興味がない・知らない方は本セクションはスキップして構いません

ウェブ開発などでホットリロード(=ファイルが変更されたことを検知して処理する事)でビルドを行う際に、都度更新されるコンソールを同時に見たい場合が発生する。(エラー時等)
IDEの下部に表示されるコンソールウィンドウを使えば別に困らないのだが、エディタ領域が圧迫してしまう。
そんな時に「TL 縦長ディスプレイ」を使うと画面を圧迫すること無くスマートにコンソールの監視ができた。

 

特に無くても困らない使用用途ではあるがより一層開発効率を上げたい人には有用かもしれない。
その他、公式の紹介によるとCPUの使用率を監視する様な用途にも便利とのこと。

ライブイベント・アニメなどの実況に

その他、リアルタイムにツイートを表示するサービスなどを使ったりニコニコ実況といったコメントが流れるサービスと相性が良いと感じた。
本記事ではライブイベントの実況ツイートをニコニコ動画のように流して表示するシステムを「TL 縦長ディスプレイ」で使ってみた。

画面が細長い分、大きいPCモニターの下など狭い場所にも置けるという製品の利点だけでなく、流れるコメントが長く表示されるという事も加わり相性が良いことが分かった。

配信画面(映像が表示される部分)の物理的に外部に表示されるため映像の邪魔にならない点もこのような使い方ならではの評価ポイントだ。

秋葉原でも体験できる

以上、様々な超ユニークな縦長ディスプレイの用途などを紹介してきたが本当に要るのか?といった疑問もあるだろう。

そんなときには秋葉原にあるサンコーレアモノショップに行ってみると良い。
紹介した「TL 縦長ディスプレイ」だけでなく、ユニークでこれあったら便利だな!という様々なユニークなアイディアを元に商品化された製品も見ることができるのでぜひ見ていただきたい。

製品仕様・情報

■概要
本製品はTwitterの様々な投稿(TimeLine)を見るのに特化した縦型ディスプレイです。
ツイッターを常に表示しておきたいけれど、ディスプレイが見にくくなる。モニターを別に置くと場所をとる。そんな方にお勧めの『ツイ廃しか勝たん!「TL 縦長ディスプレイ」』です。

ツイ廃しか勝たん!「TL 縦長ディスプレイ」
[販売価格] 11,200 円(税込)
https://www.thanko.jp/view/item/000000003912

(予約商品)TL 縦長ディスプレイ用スタンド 2 個&ケーブル 2 種セット
[販売価格] 2,600 円(税込)
https://www.thanko.jp/view/item/000000003911

■仕様

  • サイズ:幅 70×高さ 208×奥行 16(mm) ・重量/約 174g
  • 付属品:本体・HDMI ケーブル(140cm)・USB ケーブル(100cm)・日本語説明書
  • 解像度/1280×400 ※Macはサポート外
  • モニターサイズ/7.9 インチ
  • スピーカー・タッチ:非対応
  • 発売日/2022/2/4
【企画・記事】オタク総研
【制作協力】サンコー株式会社様

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。