ファーウェイ、業界初の“3つ折りスマホ”開発中か 元祖サムスンも「Z Fold6」発表で薄型軽量化、各社成長見せる


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2019年に初めて発売され、以降日に日に成長を続けている折りたたみスマホ(フォルダブルスマホ)だが、ここに来て中国の通信機器大手・ファーウェイが世界初となる“3つ折り”スマートフォンの開発を進めているとの情報が挙がっている。

微博で200万フォロワーを超える「数码闲聊站」をはじめ、複数の識者が情報筋から得た話として、ファーウェイが「内側+外側」2つの折りたたみ機構を備えた3つ折りスマホを開発していると伝えている。端末は2つのヒンジを採用し、展開時の画面サイズは約10インチとタブレットに匹敵するサイズに達すると見ている。

現在、ファーウェイでは折りたたみスマホシリーズ「HUAWEI Mate X」を展開しており、中国国内では他社ベンダーを凌ぐ人気を得ている。Mate Xの現行機種は過去モデルと比べて薄型軽量化が図られブラッシュアップが見受けられる傍ら、これを更に進化させた3つ折りの研究開発も進めているとして、2021年より複数の関連特許を出願していた。

折りたたみスマホといえば、世界的には韓国・サムスン電子のGalaxyブランドが初めて大々的に商用化を行っており、世界トップシェアを誇っている。そしてつい昨日、7月10日に行われた製品発表会で新型「Z Fold 6」「Z Flip 6」の世界展開が発表、いずれも前モデルから大幅な薄型軽量化が図られ、着実な進歩を見せた。

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そんな業界をリードするサムスンにとっても、3つ折のアプローチは念頭においているようで、2022年にはSamsung Displayが「Flex S」と呼ばれる3つ折りディスプレイを米国見本市のCESで発表。昨年5月には同社が「3つ折りが可能なスマートフォン用ディスプレイ」の特許を米国特許商標庁に出願していることが話題になっていた。

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Samsung Displayが開発した「Flex S」=CES2022

ただ、3つ折りスマホが開発されている可能性は高い一方で、量産化の可能性については製造コストやその他技術面から「直近の予定はないのでは」との予想も行われており、引き続きの業界からの注目が集まっている。

著者 編集部テクノロジー情報班
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