バンダイナムコが自社IP「電音部」を用いたNFT事業の参入を発表(小話58)
バンダイナムコエンターテインメント(以降「BNE」)が自社IPを用いたNFT事業への参入を先月末に発表した。
「アイマス」や「ラブライブ」・「ガンダム」といった人気のある巨大IPを持つBNEが昨年より新たに始動したIP「電音部」を初のNFT事業に起用するとのこと。
NFT系企業と提携
BNEはNFTを用いたマーケティングツールを提供している株式会社Gaudityとの提携する事も発表された。
リリースによると、株式会社Gaudityはこれまでに、「FPaaS(Fan Platform as a Service)」を提供し、エンタメ領域でのブロックチェーン技術の活用や、ファンに寄り添う体験設計をはじめとする知見をもっているとのこと。
新企画「World of 電音部」がすでに始動
すでにNFTを使った企画「World of 電音部」は始まっており、「以下ツイートをRTしたユーザーから抽選でDMを送る」という旨のツイートが公式から投稿された。
GR社からのご招待
この投稿をリツイートいただいた方の中から抽選で、GR社よりDMにてご連絡させていただきます。 pic.twitter.com/yzWVFik0Hg
— 電音部の世界 (@denonbu_world) March 23, 2022
4月11日時点で2900いいね・6000リツイートと、中々好評のようだ。
BNEのIP「電音部」はxRやAIといった先進技術とエンタメの融合に積極的であることが特徴である。
BNE関連企業のバンダイナムコ未来研究所で開発したライブパフォーマンスシステム「BanaDive™ AX」を用い、ゲームAIとxRを活用したインタラクティブバーチャルパフォーマンスを模索している。
今回のNFTの取り組みもこのような観点からすると、予想打にしないと言うことでは無いことがわかるだろう。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.