『エヴァ』特務機関NERV指定「防災備蓄品」登場　“食べる防災アイテム”として発売

梅干製造メーカーの永岡食品は、『エヴァンゲリオン』との公式コラボとして、「NERV指定どんなときもウメとごはん」と「NERV指定どんなときも99ウメボシ」を12月21日に同時発売する。3日からは先行予約も順次開始する。

今回の商品は、特務機関NERVが第3新東京市に防災備蓄品を配備する…という設定に基づく「特務機関NERV指定防災備蓄品計画」の一環として開発された食品。永岡食品は、作品の世界観を体験できる“食べる防災アイテム”として、ファン層だけでなく、防災備蓄のきっかけを求める一般層にも活用してほしいとしている。

「NERV指定どんなときもウメとごはん」は、紀州南高梅を丸ごと使い、和歌山県産米を独自製法で加工したアルファ化米を組み合わせたもので、5年間保存できる。水で60分、湯で15〜20分の簡易調理が可能で折りたたみスプーンも同梱する。

一方の「NERV指定どんなときも99ウメボシ」は紀州南高梅を採用したもので、深い酸味と高塩分が特徴。非常時の塩分補給や疲労回復を意識した商品と位置付けられており、こちらも賞味期限は5年。

価格は2個入ケース2,590円（税込）、6個入ケース7,390円。販売は公式オンラインストア「うまい梅のながおかや」「OUTING DAYS」のほか同社店舗（和歌山県みなべ町）でも行われる。

永岡食品は今回の発売を機に「国内外での防災・非常食文化の普及をさらに推進していく」としており、「本計画が一人でも多くの方が備えるきっかけになれましたら幸いです」とコメントしている。