ファーウェイ、ファッション性重視のスマートウォッチ「FIT 3」など発表 スマホ展開後退から早数年


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ファーウェイ・ジャパンは15日、都内にて2024年上半期の新製品発表会を開催し、日本国内向けの新型スマートウォッチやイヤホンなどを発表した。

同社は昨年秋季に中国本土向けに「Mate 60」シリーズを発表し好調を記録したことが話題になっていたほか、先日にもカメラ機能を強化した「Pura 70」シリーズを発売するなど、スマートフォン市場への復権が見受けられる。一方、昨今の米中取引規制のなか、GMS(Googleサービス)を搭載できなくなったこと等が打撃を受け、日本では販売ラインナップをイヤホンやスマートウォッチといったウェアラブルデバイスに完全シフトしている。

こうした中、2024年上半期のスマートウォッチ最新モデルとして「HUAWEI WATCH FIT 3」が登場。この度発表された製品はいずれも「Fashion Squared」というテーマを掲げており、FIT 3もファッション性の向上を図ったとアピール。発表会では5名の男女モデルが登壇し、ファッションショー形式のフォトセッションを行った。

約1.82インチ超薄型有機ELディスプレイを搭載し、ボディにはアルミニウム合金を採用することで約26g(本体のみ/ベルト除外)の軽量さと厚み9.9mmの薄型さを実現。システムには自社開発のHarmonyOSを備え、専用アプリを使うことでAndroidとiOSの両方に対応、価格は21,800円からとなっている。

スマートウォッチとしてはこのほか、ゴルフ場での利用を想定し“ゴルフモード”を搭載した「HUAWEI WATCH GT 4」より新色と、テクノクラフトとのコラボレーションモデル「HUAWEI WATCH 4 Pro TECRA Model」を発表。イヤホンからは“耳に挟む”独特なオープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」の新色や、カナル型イヤホンを発表していた。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。

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HUAWEI WATCH FIT 3(販売サイト)