「薄いにも、ほどがある。」と銘打つ、新型iPad Pro発表 iPod Nanoよりも薄い“史上最薄”筐体に最新M4チップ搭載
米・Appleは日本時間の7日午後11時より、オンライン配信イベント「Apple Event」を開催し、iPadと各種アクセサリー類の新製品を発表した。
うち、フラグシップモデルとして展開されている「iPad Pro」シリーズからは、2022年以来の最新モデルが発表となり、自社開発の最新プロセッサ「M4」を初めて搭載すること、そして“Ultra Retina XDRディスプレイ”にタンデムOLEDを新たに採用したことが明らかになった。
新型iPad Proは11インチと12.9インチと画面の異なる2モデルが同時展開されており、今回はその薄さが話題に。前者の11インチモデルの場合は5.3mm、12.9インチモデルに至っては5.1mmとなっており、2012年発売の音楽プレイヤー「iPod Nano」の5.4mmをも凌駕するほどの薄さを誇るという。公式サイトでは(某ドラマも連想される)「薄いにも、ほどがある。」とのキャッチコピーで大きくアピールしていた。
薄さを魅力としつつも、過去のiPad Proから継承されている“シリーズ最高性能”も兼ね備えており、初のお披露目となった「M4」チップを搭載することで、パフォーマンスは前世代比で最大1.5倍の高速化、電力効率も2倍の向上が図られているという。
その他、映り込みを低減する“Nano-textureガラス”オプションも新たに登場したほか、よりプロユースに適したスタイラスペン「Apple Pencil Pro」も同時展開となり、価格は11インチモデルが168,800円(税込)から、13インチモデルは218,800円(税込)から。カラーはシルバーとスペースブラック、ストレージは256GB、512GB、1TB、2TBから選択することが可能で、公式サイト等から予約できる。