5秒で誰でも分かる「ファイルが壊れていて読み取ることが出来ません」の解決法


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「ファイルが破損して削除/変更できない」問題の解決方法を今から5秒で皆様に分からせます。

chkdskコマンドでディスク破損チェックと自動修復を行うだけ!

以上です。コレでわかった方は天才ですがちゃんと操作手順をご紹介します。

発生したエラー

ファイルを削除したり、フォルダ・ファイルの名前を変更したりしようとした際に「予期しないエラーのため、ファイルを削除出来ません。このエラーが再発する場合はエラーコードを使用して、この問題についてのヘルプを検索して下さい」というエラーメッセージが表示される。

下の文に「エラー 0x80070570 ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることが出来ません。」というエラーが表示されている場合は先程も説明したchdkskコマンドで解決する場合が多いです。

修復してみよう

それでは実際に修復を行ってみましょう。

まずはWindows Poershellを起動しましょう。Windows10の場合は左下の検索バーに、Windows11の場合は中央のWindowsマークで「powershell」と入力。
そのままEnterキーを押すと紺色のコマンドウィンドウが開くと思います。(Win11の場合は黒?)

また、エクスプローラーで問題が発生しているディスクを確認&覚えておきます。

今回の場合ですと、Fドライブのファイルが破損していたので「F」を覚えておきます。

あとは以下のコマンドを先程のコマンドウィンドウに貼り付けるだけで自動で検出・修復してくれるはずです。

chkdsk <さっきのアルファベット>: /f
# 今回の場合、「 chkdsk f: /f 」

以下のようなログとともに修正され、無事修復が終わると成功です。

PS C:\Users\****> chkdsk e: /f
ファイル システムの種類は exFAT です
ボリューム シリアル番号は 7283-F939 です
ファイルとフォルダーを検査しています...
ボリューム ラベルは SD_CARD です
ディレクトリ \*****************\ (0) のファイルを検査中に破損 が見つかりました
ファイルとディレクトリを検査中に破損が見つかりました
ボリューム ビットマップを検査中に破損が見つかりました
ファイルとフォルダーの検査を完了しました
Windows でファイル システムが修正されました
これ以上の操作は必要ありません
15537152 KB : 全ディスク領域 4156352 KB : 377 個のファイル
2944 KB : 92 個のインデックス 0 KB : 不良セクター 96 KB : システムで使用中
11377760 KB : 使用可能領域 32768 バイト : アロケーション ユニット サイズ 485536 個 : 全アロケーション ユニット
355555 個 : 利用可能アロケーション ユニット
PS C:\Users\****>

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。