ドコモ、月額550円でスマートリングを取り扱い開始 大阪万博の応募企画で4万人に無料配布したもの


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ドコモは19日、指輪型のウェアラブルデバイスを手掛けるEVERING社と提携し、第一弾施策としてVisaタッチ決済に対応したスマートリング「EVERING」の取り扱いを開始すると発表した。2024年5月上旬以降、全国のドコモショップの一部店舗で発売される。

スマートリング「EVERING」は、Visaのタッチ決済に対応したスマートリングと呼ばれるデバイスで、指に装着することで財布やスマートフォンを取り出すことなく、リーダーにかざすだけで決済が完了する。タッチ決済は現在コンビニや商業施設などで使えるほか、今後は公共交通機関へのシステム対応も予定しているという。

「EVERING」は事前に利用額をチャージするプリペイド方式となっており、スマートフォンの専用アプリでクレジットカードを登録する必要があるものの、紛失等の場合には、アプリからワンタッチで利用停止することができることから、高い信頼性もアピールしていた。価格について、公式サイトでの表記はおよそ2万円で、今回のドコモでの取り扱いでは「定額プラン」と「スタンダードプラン」の2種類の料金プランが用意されている。価格についてはカラーごとに異なっており、19,800円をベースにSILVERモデルのみ21,450円とやや高め。

なお、「EVERING」については、キャッシュレス決済を推進している2025年開催予定の「大阪・関西万博」において「EXPO2025デジタルウォレット」として提携しており、2023年10月には特別仕様のEVERINGを4万名に無料でプレゼントする企画も実施されていた。

応募条件には専用アプリのダウンロードが必須だったものの、各アプリストアの総DL数から見る限りお世辞にも“応募殺到”ではなかったようで、多くの応募者が当選報告をSNS上で行っていた。1.9万円相当のガジェットが無料で貰えるチャンスだったため、今知った方にとっては少し割に合わないかもしれない。

オタク総研編集部

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