ニコニコ、アメックスのクレカ決済を一時停止へ Mastercardに続き“規制の波”懸念の声


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動画共有サービスなどのニコニコ(運営:株式会社ドワンゴ)は8日、サービス内での利用料金の決済において、アメリカン・エキスプレスブランドのクレジットカードの対応を一時停止することを発表した。

ニコニコの月額会員制度「プレミアム会員」の月額会費が対象となり、第三者の個人・企業が開設する「ニコニコチャンネル」会費や「クリエイターサポート」会費の決済は引き続きアメリカン・エキスプレスでも可能とのこと。停止時期などの詳細は後日発表を予定しており、今後の再開等については「現時点ではお答えいたしかねます」、理由については「諸般の事情」のみの説明に留めた。

「アメックス取り扱い一時停止」よくある質問(ニコニコ公式発表)

ニコニコを巡っては昨年12月、一部のMastercardブランドのクレジットカードにおいて、本件と同様に一時停止の対応を行っており、こちらでも理由について明らかにしていなかったものの、ニコニコユーザーやSNSでは昨今の情勢を鑑み、海外決済事業者側の規制によるものではとの声が多く見受けられている。

同様の一時停止対応はニコニコ以外にも、合同会社DMM.comが2022年に「Mastercardブランドを決済手段から除外する」対応を行っていたほか、ファンコミュニケーションサービスのPixiv FANBOXでは「クレジットカード会社や決済代行事業者の規約に反するコンテンツのチェックを強化する」として、公開停止措置等の体制強化を行い、取り扱いを継続する対応を実施していた。

ニコニコの場合、投稿者が自由に創作物を投稿してコンテンツを掲載するCGMという特性上、アダルトコンテンツや暴力コンテンツを含む多様な表現の可能性が存在することから、決済事業者による介入が発生しやすいとの見方も存在し、協議中との状況も予測される中で「対応停止」を取ったニコニコ側の姿勢に評価する声も多く見受けられた。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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