『転スラ』や新作『ゆるキャン』手掛けるエイトビット、バンダイナムコフィルムワークスの完全子会社に
バンダイナムコフィルムワークスは1日、TVアニメ「転生したらスライムだった件」や「ブルーロック」などのアニメーション制作を手掛けるエイトビットを、本年4月1日付けで完全子会社化することを発表した。
エイトビットは2008年の創立時からバンダイナムコアーツ(現:バンダイナムコミュージックライブ)が手掛ける作品のアニメーション制作を行ってきた。2020年6月にヒットコンテンツの創出力強化を目的に業務提携を実施し、さまざまな作品を制作してきた。以降、2022年4月にバンダイナムコアーツの映像事業部門がサンライズ(現:バンダイナムコフィルムワークス)と統合してからも両社のアニメーション制作への協力関係は一層の深化が見られたとしており、今後の制作ライン拡充による継続的なIP創出を目指すため、今回の完全子会社化に至ったと説明している。
今後、エイトビットはバンダイナムコグループの一員として、同社が持つ安定した制作ラインを活用し、「転生したらスライムだった件」や「ブルーロック」などの主力IPの育成と、魅力的なIPを継続的に創出できる体制の構築を進める見通し。また、本発表に際し両社代表からはコメントも寄せられている。
■株式会社バンダイナムコフィルムワークス 代表取締役社長 浅沼 誠 コメント
株式会社エイトビットを当社グループに迎えられたことを大変嬉しく思います。両社のより強力なタッグによって、これまで以上に安定した制作力と確かなクオリティで“いいもの”をつく続け、世界中の皆さまに感動や驚きを継続的にお届けしてまいります。ぜひご期待ください。
■株式会社エイトビット 代表取締役社長 須山 博一 コメント
これまでの2社間の業務提携が良い形で成長しており、今後のさらなる発展と挑戦に向けて資本参加を受け入れることとしました。
アニメーション製作における意思決定のスピード感を高め、エイトビットが得意とする安定したクオリティの映像制作とバンダイナムコフィルムワークスの得意とする営業戦略を組み合わせることで、より多くの魅力的な作品を提供し、さらなる社業の発展に努めてまいります。