WIT STUDIOオリジナルアニメ、サウジアラビアでプレミア上映 制作陣も臨席、中東諸国では初


アイキャッチ画像

サウジアラビアのコンテンツ関連企業のマンガプロダクションズは1月、配信ライセンス契約を締結しているProduction I.Gの協力のもと、アニメシリーズ最新作「GREAT PRETENDER razbliuto」のプレミア上映イベントを現地にて実施した。

イベントはサウジアラビアの首都・リヤドの大通り中心部に位置する映画館Muvi Cinemasにて行われ、イベントには作品スタッフ陣より鏑木ひろ監督と伊藤整製作プロデューサーが参加。日本人監督が日本アニメのプレミア上映会に出席する中東初だといい、上映会には現地のアニメ関係のインフルエンサーやアニメ業界の関係者が多数参加した。

今回上映された「GREAT PRETENDER razbliuto」はWIT STUDIOが手掛けるオリジナルアニメ「Great Pretender」シリーズの最新作として、同社が配給、ライセンス供与、マーケティングに関する独占的権利を取得。SNS等でのキャンペーンも展開しており、同作のアラビア語字幕付きの予告編公開は全世界で1,500万回再生を記録したという。

マンガプロダクションズCEOのブカーリ・イサムは、アニメシリーズの共同制作の成功と中東での日本のコンテンツ提供について、「アニメシリーズの共同制作における成功に加え、多くのアニメファンを抱える中東で日本のコンテンツを提供し、アニメ体験を共有できることに胸を膨らませています。」と期待を寄せつつ、「私たちはProduction I.G、そして日本や世界のパートナーとの協力関係を大切にし、中東・北アフリカ市場で新たなビジネスチャンスを確立したいと考えています。」と今後の見通しを語った。

なお、アニメ「GREAT PRETENDER razbliuto」は2月23日よりDMM TVにて国内配信が予定されている。

著者 編集部 アニメ情報担当