NVIDIAが新型グラボ「GeForce RTX 40 SUPER」発表…“3090超えで8.5万円”など3モデルが登場
NVIDIAは日本時間の9日、アメリカ・ラスベガスで開催中のCES2024にて消費者向けグラフィックチップの新型「GeForce RTX 40 SUPER」シリーズの投入を発表した。
今回発表となったのは昨年発売された「GeForce 40」の後継シリーズの3モデル。「RTX 4080 SUPER」「RTX 4070 Ti SUPER」「RTX 4070 SUPER」がラインナップされており、いずれも1月下旬を目処に発売開始を予定している。
中でも最下位グレードに位置する「GeForce RTX 4070 SUPER」は1月17日に発売予定で、GeForce RTX 4070よりも20%のCUDAコア数の増加を行いつつも、価格は599ドル(約8.6万円)とお求めやすい価格に。また、アーキテクチャの更新などにより独自フレーム生成技術「DLSS 3」に対応した環境であればGeForce RTX 3090よりも1.5倍の高性能化と省電力化の恩恵が受けられるという。
そして最上位として999ドルで販売を予定している「GeForce RTX 4080 SUPER」は前モデル比でVRAMとCUDAコアを増強することで「RTX 3080 Tiの2倍」の高性能化を実現したといい、4K解像度でのレイトレーシング対応ゲームのプレイや生成AIアプリケーションの快適動作が可能とアピール。現状のグラフィック性能最高峰を誇る「RTX 4090」の次点に位置する性能を兼ね備えていることとなった。
いずれのモデルも1月下旬より搭載製品がASUS、GIGABYTE、INNO3D、KFA2、MSI、Palit、PNY、ZOTACなどのプロバイダーより順次発売が開始される。