『崩壊:スターレイル』3ヵ月で収益5億ドル(700億円)突破―他者の追随を許さず、miHoYo内でも強い存在感
miHoYoが手掛けるモバイルゲーム『崩壊:スターレイル』が、2023年4月にリリースされてわずか3ヵ月で世界収益5億ドルを突破ししていたことが、調査会社のSensorTowerが発表したレポートにより明らかになった。
同作は、ターン制のモバイルRPGとして注目を浴び、ゴールデンウィーク直前のリリースとなったこともあり、リリース直後から日本市場を含む世界中で?多くの支持を獲得し、以前勢いは劣らぬままだ。同社が公開したレポートによれば、『崩壊:スターレイル』の世界累計収益はリリースからわずか3ヵ月間で5億ドルに到達。(8月26日レート換算でおよそ736億円)
地域別では中国が全体の38%を、次いで日本が全体の25%をそれぞれ占めており、日本市場は非常に重要な収益獲得基盤であることが伺える。ゲーム自体もリリース後にVer.1.1の「銀河漫遊」やVer.1.2の「仙骸に果て有り」といった大規模なアップデートを実施しており、その度に収益ランキングを上昇させていることから、プレイヤーの関心と収益を継続的に高めていると評価している。
その収益の成長ぶりも目覚ましく、2023年1月から7月までの世界のモバイルゲーム収益成長量を比較すると、『崩壊:スターレイル』はその成長率で圧倒的な首位に。同時期の他のトップモバイルゲームと比較しても、その収益成長量は突出しており、成長量2位の『蛋仔派对』と比較しても、約2倍の成長率を記録するほどだ。
この収益の急激な成長は、開発元であるmiHoYoの収益シェアにも鮮明に現れていると同社は述べており、miHoYoが誇る大ヒットタイトル『原神』が事前に市場を支配していた状況から一変し、『崩壊:スターレイル』が同社の収益の大半を占めるようになったとしている。