浜松市の静岡銀行ビル、エヴァンゲリオン初号機イメージの夜間ライトアップに刷新 放送30周年記念

光学機械器具の製造販売を手がけるパイフォトニクスは、浜松市が主催する「シン・ハママツ計画」事業の一環として、バージョンアップした静岡銀行浜松営業部本館ビルのライトアップ演出を実施している。
この取り組みはテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』放送開始30周年の記念日である10月4日(土)にあわせて実施されているもので、ライトアップは2026年2月28日までの期間、日没から24時まで点灯される。
会場は浜松市中央区田町に所在する静岡銀行浜松営業部で、エヴァンゲリオン初号機をイメージしたカラーリングとシャープな光線を演出テーマとしている。
静岡銀行浜松営業部は1931年にギリシャ神殿風のデザインで建築され、2005年に浜松市指定文化財に登録された歴史的建築物。今回のライトアップでは、地上に設置したホロライト・ラインを使用し、立体的な光の演出によって建物の質感と陰影を際立たせ、『エヴァンゲリオン』らしさも表現しているという。
同社によると、自社の光学技術を活用することで光害を抑制するとともに高効率な配光制御を実現したとアピール。総消費電力は約300ワットで、電力単価を1キロワット時あたり20円とした場合、実施期間約148日間の総電気料金はおよそ6000円と極めて経済的な設計となっている。