任天堂、東南アジア進出を強化―シンガポールに現地法人 Switch2はタイでも公式販売

任天堂株式会社は30日、東南アジアにおける事業促進を目的に、9月26日付でシンガポール共和国に現地法人Nintendo Singapore Pte. Ltd.を設立したと発表した。
新法人の代表取締役には三浦貴裕氏が就任し、資本金は800万シンガポールドル(約9.2億円)、任天堂が100パーセント出資する。事業内容は東南アジアにおける事業促進としている。
任天堂は東南アジア圏への進出を推進している。タイにおいては、2024年11月23日にバンコクの中心商業施設に東南アジア初の任天堂公式認定ストアを現地パートナーがオープン。2025年6月26日に、「Nintendo Switch 2」を東南アジアで初めて、タイ、シンガポール、フィリピンで発売した。
なお、同社はシンガポールでの法人設立にあわせて、タイ王国においても事業促進を目的とした現地法人の設立を検討していることを明らかにした。東南アジア地域での事業展開を本格化させる構えだ。