アニマックスとキッズステーション、運営会社を一本化へ アニメ専門局として2つとも存続予定

アニメ専門の衛星放送有料チャンネル「アニマックス」を運営する株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパンは27日、「キッズステーション」を運営する株式会社キッズステーションを2025年10月1日付で合併すると発表した。
合併公告によると、株式会社キッズステーションは消滅するが、局としてはそれぞれ存続する。キッズステーションの放送事業者は同日より株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパンに変更となる。
実は両社ともソニーG→ノジマ子会社に
両社は「通常のご視聴方法に関して変わる点は無く、視聴者の皆様にお手続きいただく必要はございません」と強調。また、「編成内容や料金につきましても変更はございませんので、これまでと変わらず『アニマックス』および『キッズステーション』の番組をお楽しみください」と、従来通り据え置かれる方針を明らかにした。
アニマックスとキッズステーションは2023年にソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)からノジマ子会社に売却することが発表された。現在は株式会社ノジマの子会社であるAXN株式会社が100%出資するAKエンタテインメント株式会社の傘下にあり、今回の吸収合併は放送事業の再編の一環とみられる。