【ガンダム】スマホゲーム最新作、公開1ヶ月で推定売上「51億円」早くも過去作で2番目の実績に

バンダイナムコエンターテインメントが4月16日にリリースしたモバイルゲーム『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が、日本市場において好調な滑り出しを見せている。市場分析企業のSensor Towerが発表した調査データによると、リリース1カ月間で日本国内において約51億円(3,500万ドル)以上の収益を達成した。
同作は「ガンダム」シリーズのゲームタイトル「SDガンダム ジージェネレーション」の最新作として展開されているターン制RPG。ガンダムの歴代作品から初期70作品、500機以上のモビルスーツやキャラクターが登場し、プレイヤーはユニットの特性や配置、キャラクタースキルを活用した戦略的なゲームプレイを楽しめる。TVアニメ最新作の放送期間中も新たなモビルスーツ、キャラクターが追加されていたほか、今後も順次追加される予定となっている。
リリース当日の動向を見ると、『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』は日本におけるApp StoreとGoogle Playの両プラットフォームでダウンロード数ランキングのトップスタートを記録。収益面でも同様の好調さを示しており、App Storeでは5日間、Google Playでは12日間にわたってトップポジションを維持した。
ユーザー評価についても高い水準を達成している。5月15日までの期間、日本でのユーザー評価は星5が85%以上、星4と合わせると95%以上という結果となった。
バンダイナムコ全体のスマホゲームセールスの半分を占める
また、パブリッシャーであるバンダイナムコエンターテインメント全体への影響も顕著に現れている。同期間における同社の日本でのモバイルゲーム別収益シェアにおいて、『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』は50%を占めてトップとなった。次点で『学園アイドルマスター』の13%と大きく差をつけている。
「ガンダム」IPを活用したモバイルゲームはこれまで数多くリリースされたが、今作はその中でも際立った成果を挙げているという。過去3年間における日本の「ガンダム」IPモバイルゲームの収益ランキングでは、わずか1カ月間の実績で2位に位置している。
海外市場での展開も行われており全体収益の30%が日本以外の市場が占める。他作品と比較して日本国内の割合は高いものの、香港が10%、台湾が8%と、中華圏での高い人気が確認されている。