ドコモ、新料金プラン4種を提供開始 〇〇割など特典多数で「ドコモならではのバリュー」銘打つ


ドコモ、新料金プラン4種を提供開始 〇〇割など特典多数で「ドコモならではのバリュー」銘打つ

NTTドコモは5日、事前に告知していたとおり、一部の携帯回線プランの提供内容を改め、利用スタイルに応じて選べる4つの新料金プランの受付を開始した。

同社は「データ利用量だけでなく、お客さまのライフスタイルやドコモならではのバリューで料金プランをお選びいただける」という新たなアプローチのもと、本年4月に「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「ドコモ mini」の4種を発表した。

メインとなる「ドコモ MAX」はデータ通信が1GB(5,698円)から無制限(8,448円)まで3区切りで設定され、ドコモ独自の“バリュー”特典を組み合わせた内容が特徴的となっている。特典として、Amazonプライムの月額料金が最大6カ月間割引になるほか、スポーツ中継サービス「DAZN for docomo」の見放題、海外200以上の国・地域で30GBまでのローミングが無料で使える国際ローミング特典が付帯する。加えて、今年10月以降には利用年数に応じて最大220円を割り引く「長期利用割」も導入予定だという。

このドコモ MAXをベースにしたのが「ドコモ ポイ活 MAX」で、d払いなどの対象決済を利用することで、dポイント(期間・用途限定)が通常より多く貯まるのが特徴。さらにデータ利用量を20GB以下に抑えたいユーザー向けに、「ドコモ ポイ活 20」も用意されており、必要に応じて無制限に切り替え可能な2段階制となっている。

一方、「ドコモ mini」は、4GBまたは10GBから選択できる低容量ユーザー向けのプランで、通信料を抑えたい利用者に適しているという。

新プランの提供にあわせて、各種割引サービスの内容も見直される。「みんなドコモ割」は最大1,210円「dカードお支払割」はカードの種類に応じて最大550円に増額される。また「ドコモ光」「home 5G」とのセット割も最大1,210円となり、新たに「ドコモでんきセット割」も加わることで、得感が増す設計に。一方で、これらのサービスを利用しない場合だと割高になる。

また、これにあわせて低料金プラントして展開してきた「eximo」「irumo」「eximo ポイ活」は削除6月4日をもって新規受付を終了した。

著者 編集部 経済・社会担当
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