世界中のファンが選ぶ“ベストアニメ映画”に『ルックバック』海外動員数は日本の2倍!南米でも上映


世界中のファンが選ぶ“ベストアニメ映画”に『ルックバック』海外動員数は日本の2倍!南米でも上映

北米最大のアニメ動画配信サービス・クランチロールが発表したアワード企画「クランチロール・アニメアワード2025」において、2024年に最も支持された映画アニメ作品に贈られるフィルム・オブ・ザ・イヤー賞を『ルックバック』が獲得した。

本作は『チェンソーマン』『ファイアパンチ』などで知られる漫画家・藤本タツキが2021年に「ジャンプ+」にて発表した読み切り作品が原作のアニメ映画として、学年新聞で4コマ漫画を連載していた小学4年生の藤野と、不登校の同級生・京本の2人を中心に物語が展開。

一度は、漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、一緒に漫画を描き始めた藤野がそのひたむきな思いとともに前に歩む様が描かれるが、ある日すべてを打ち砕く事件が起きる…というストーリー。

読み切り漫画を原作として1時間未満という比較的短尺のなかで、技巧を凝らした表現やクリエイターにまつわるストーリーが展開されており、公開初日から3日間の興行収入ランキングで1位を獲得し話題になった。

マレーシア、コロンビア、エクアドル、ポーランドても…多国で上映

配給元であるエイベックスによると、海外展開も顕著で、アジア圏と北米圏だけでなく、ペルー、ボリビア、ウルグアイなどの南米やポーランド、ロシアなど東欧でも9月から10月にかけて上映すると明かしていた。

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エイベックスが5月8日に公表した決算資料では、海外による観客動員が「日本の2倍」である約234万人を記録したことが判明。昨年11月からは「Amazon Prime Video」での独占見放題配信もスタートしており、多くのアニメファンに触れられた。

著者 編集部 アニメ情報担当