『ドラゴンボール』人気投票で大波乱! 悟飯がベジータ抜く事態、ネタ枠キャラの躍動にも驚きの声


『ドラゴンボール』人気投票で大波乱! 悟飯がベジータ抜く事態、ネタ枠キャラの躍動にも驚きの声

『ドラゴンボール』連載40周年を記念し、シリーズ初となる“全世界キャラクター人気投票”「DRAGON BALL THE ONE」が開催されている。212キャラクターが参戦し、4ステージ制で最終順位を決めるという前代未聞のサバイバル方式だ。

12月2日に2ndステージの結果(上位40名)が発表され、SNSは1stステージ以上の混乱に包まれた。

2ndステージ突入後、順位はさらに動いた。
1位:孫悟空
2位:孫悟飯(↑)
3位:ベジータ(↓)
4位:ピッコロ
5位:ベジット

悟飯が速報3位からベジータを抜き、2位へ上昇。ピッコロも依然としてサイヤ人勢に次ぐ人気を維持しており、上位の顔ぶれで存在感を放っている。直近で公開された映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が悟飯&ピッコロを軸に据えていた影響もありそうだ。

トップ10はその後、6位トランクス、7位セル、8位バーダック、9位人造人間18号、10位ブルマとおなじみのキャラクターたちが並ぶ。

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TOP20に「ブルマの家の黒猫」ネタ枠も旺盛

しかし、ランキングはここから急に波乱を迎える。19位にブルマの家の黒猫、24位に戦闘力5のおやじ、29位にチャパ王、30位にイルカ、39位に人魚 と、ワンポイント登場のキャラクターまでがランクイン。

これらは、初代ボスのピッコロ大魔王や、知名度抜群の桃白白、さらには悟空の孫・パンらより上位に入っているから驚きだ。
ネット投票では一部ファンの“ネタ推し”が動くのは通例だが、戦闘力5のおやじや人魚などは、近年ではグッズ商品化もされており、単なるネタ枠とも言い切れない。

「ドラゴンボール」という作品の裾野の広さと、“細部のキャラまで愛される文化”が数字に表れた結果 と言えるだろう。とはいえ、最も注目を集めるのはやはり上位争い。

悟飯が不動の2位と思われたベジータを抜いたこと、そして“敵キャラの象徴”フリーザよりもセルのほうが高順位を維持しているのは印象的だ。

SNS上でも「フリーザよりセルの方が人気なのは意外だなー」「ピッコロさんめちゃくちゃ好きだったけどまさかベジットまで抜かすとは」「ベジータは2位安定だろうと思ってブルマさんにばっかり入れてたらまさかの…!」「セル推しだけどセルってこんなに人気高かったんだ」といった声が相次ぎ、投票の行方に注目が集まっている。

さらに、1日1票の投票制ゆえに、「本命が安泰だと思って別キャラに入れていた勢」が、残り期間で戻ってくる可能性も高い。ここから順位が再び大きく動く余地は十分にあるだろう。

敗者復活戦も実施された
敗者復活戦も実施された

トップ10内の激しい攻防と、予想外のキャラの躍進。両面から“ドラゴンボールの40周年人気の広がり”を感じさせる展開になりそうだ。

著者 神山勝丸
ドラゴンボールとドラクエ、鳥山明を愛する30代。好きなアニメはサザエさん。