『僕とロボコ』チョコプラ松尾、劇場版に「200億目指します」意気込み!同日公開の某名探偵映画にも言及


『僕とロボコ』チョコプラ松尾、劇場版に「200億目指します」意気込み!同日公開の某名探偵映画にも言及

劇場アニメ公開が4月18日(金)に控える『僕とロボコ』より、公開に先駆けて4月6日に「公開直前イベント~春の膝祭り~」が渋谷ストリーム稲荷橋広場にて開催された。イベントには主人公・ロボコの声優を務める松尾駿(チョコレートプラネット)をはじめ、津田美波(ボンド役)、置鮎龍太郎(ガチゴリラ役)、上坂すみれ(ラブコメ世界線のロボコ役)らメインキャストが集結した。

松尾さん、津田さん、置鮎さん、上坂さんがレッドカーペット上に現れると、通路脇に集まったファンから拍手と歓声が。おなじみのロボコの衣装に身を包んだ松尾さんは、声優陣を代表して「映画がついに完成しました!ありがとうございます。『劇場版公開直前イベント~春の膝祭り~』開幕!」とイベントの開幕を宣言し、スカートをまくり、パンツを見せるとパンツには松尾さん直筆による「祝 映画完成」の文字が…!

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そんな映画公開を直前に控え、松尾さんは「いよいよだなという気持ちです。いろいろ他の映画もありますが、興行収入200億円を目指してやってますんで・・・」と語ると、そのタイミングで飛行機のエンジン音が聞こえ「言ったとたんに飛行機が…」と苦笑いを浮かべ会場を笑わせる一幕も。

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TVシリーズは1話3分のショートアニメということで、置鮎さんは「3分の中にものすごい熱量が詰め込まれていて、松尾さんと津田さんは特にメチャクチャ大変だったろうなと思います」と松尾さんと津田さんの苦労を慮る。松尾さんは「スピード感がすごくて、1回収録が終わるごと“膝”から崩れ落ちるくらい疲れました…」とふり返りつつ、“師匠”と仰ぐ津田さんから現場で多くのアドバイスを受け取ったそうで「最初はメチャクチャ大変で、『どうすりゃいいんだ?』という感じでしたけど、師匠が『こういう感じでやったらいい』とか、『こういう準備が必要です』と声優さんのノウハウを教えてくれました」と感謝を口にした。

また、上坂さんはTVシリーズの際にロボコ役のオーディションを受けていた経験を語り、 「(ロボコの声の)イメージが全然わかなくて、どんな声をあてよう…? 強さもかわいさもあって…」と当時の苦悩を述懐。

上坂すみれもロボコ衣装で出演!同日の“某名探偵映画”にも言及

結果的に松尾さんに決まったが「私が受かるわけないじゃん(苦笑)! なんで私にチャンスを与えた?ってくらい(松尾さんの声が)ピッタリで素晴らしかったです」と松尾さんのロボコを絶賛! これには松尾さんも「そう言ってもらえると嬉しいです。受け入れてもらえるのかな? と不安で仕方なかったので」と喜びの表情を浮かべていた。

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上坂すみれ

今回の劇場版では、上坂さんが演じる「ロボコ(ラブコメの世界線)」の他にも、様々な世界線のロボコが登場するが、田中真弓さん、野沢雅子さん、千葉繁さんなどレジェンド声優が名を連ねる。

津田さんは、声優の大先輩たちにツッコミを入れることになったが「追いつかないくらいで緩急が大変でした」と明かし、置鮎さんは「仮の映像を見た時、『これ、ルフィじゃない?』って思ったら本当に真弓さんだった(笑)。『いいんだ!?』って」と衝撃を告白。上坂さんは「マルチバースのロボコがあまりにもオーラが漂い過ぎてて、ラブコメの世界線は私でいいんでしょうか? と思いました」と大御所たちとの共演について語った。

また、本作には松尾さんの相方であるチョコレートプラネットの長田庄平さんも出演しているが、松尾さんは長田さんとの収録について「まぁやりやすい! 普段の(コンビの)感じでできたので、いつも苦戦しているんですけど、長田さんのところはすんなりできました。いろんな僕らの要素も入っていて、楽しんでできました」と笑顔で明かした。

イベントの最後には松尾さんから4月18日の公開に向けて「(同日に公開される)名探偵の映画もあるんですけど、これを覚えて帰ってください。『真実はいつもひとつ! 膝はいつもふたつ!』 。ぜひ劇場で見てください!!」と本作を熱くアピールし、興奮に包まれながらイベントは幕を閉じた。

©宮崎周平/集英社・劇場版「僕とロボコ」製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当