「アイマス」如月千早が武道館単独公演「Oath ONE」開催へ 記者会見でリアルな心境を語る【質疑全文】


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バンダイナムコエンターテインメントは25日、同社が展開する「アイドルマスター」シリーズに関する情報発表番組「765プロダクション 発表記者会見」を配信し、765プロダクション所属の如月千早さんによる、日本武道館での単独公演の開催を発表した。(担当: さとうかずや)

記者会見では如月さんが登場し、ライブについて語ったほか、メディアからの質問にも自ら回答した。今回の公演名称は「如月千早武道館単独公演『Oath ONE』」で、開催日は2026年1月24日を予定。アイマスシリーズにおいて、MRアイドルの単独公演を日本武道館で開催することは初の試みとしている。

記者会見に姿を見せた如月さんは、まず公演タイトルである「Oath ONE」について触れ、この“ONE”には、いつも応援してくれるファンや、765プロダクションの仲間への1つの誓い、日本武道館公演という新たな挑戦や決意を込めた始まりの誓い、このライブに全力を尽くし全てをかける誓いという、3つの意味を込めていると語る。

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また、ライブビジュアルも公開。これについては“深い深海から輝く星に手を伸ばすことでより高みを目指していく”という世界観を表現していると説明した。

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イベントビジュアル

公演に向けては、「応援してくださっているみなさんに、多くのものをお返しできるようなライブにしますので、ぜひ見に来てくださると嬉しいです。せっかくいた大きな機会ですので、私が出せる最大限のパフォーマンスをしたいと思っています」とコメントした。

【会見では質疑応答】「宝物のようなステージに」「両親にも見に来てほしい」

会見では質疑応答も行われメディアからの単独公演に関するさまざまな質問に回答した。

――ソロ公演を開かれることについて、この話を初めて伝えられたときの心境を教えていただきたいです。

如月:正直、本当に私で良かったのかな、という気持ちもありました。でもステージに立たせてもらうとなったからには、全力でやり遂げたいという強い気持ちに、今は変わっています。

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――今回の武道館公演について、周りの方にお伝えしているようでしたら、まず最初にお伝えした方はどなたでしょうか。その方の反応であったり、反応を見て如月さんがどのように感じたかもあわせてお答えください。

如月:まず、同じ事務所の仲間みんなに伝えました。みんなすごく喜んでくれて、それを見て、私自身のためにも、こうして応援してくれる仲間のためにも頑張ろうと思いました。

――765プロの方々へのご報告も済まされたとのことですが、具体的にどのような言葉をかけてもらったのかを教えてください。

如月:まず、報告を受けた時に事務所にいた我那覇響さんにお伝えをしました。我那覇さんは、いつも私のソロライブが待ち遠しいと声をかけてくれていたので。同じ理由で四条さん(四条貴音)や萩原さん(萩原雪歩)にも。特に萩原さんは、自分のことのように喜んでくださいましたし、絶対に見に行くと言ってくれました。

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――音楽ライブの聖地と言われる場所で、公演を行うことの意気込みはいかがでしょうか。

如月:今、とても心が震えています。いろいろなアーティストの方にとって、日本武道館は夢だと思います。しかもソロコンサートなんて、身が引き締まる思いです。

――音楽シーンにおいて、日本武道館は聖地として語られておりますが、如月さんは日本武道館について、どのようなイメージを持っていますか。

如月:確かに、音楽を志すものなら、誰もが一度は憧れる場所だと思います。私も子供の頃から憧れの存在でした。まさか、その舞台に私が1人で立つなんて。たくさんのアーティストやアイドル、そして応援する方々の思いが詰まった、本当に素敵な場所だと思っています。

――日本武道館でのライブということで緊張はされていますか。

はい。とても緊張しています。

――今回のライブの目標をお聞かせください。

如月:まだ、演目も全部決まりきっているわけではないので、最後の最後まで吟味して、見に来てくださっている方々が、本当に楽しかったと思ってくださるような、そんなライブにしたいと思っています。

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――如月さんには、すでにたくさんのファンの方がいらっしゃると思いますし、この公演を見たいという方も多いと思いますが、如月さんのなかで、今回の公演をどのような方々に見ていただきたいかお答えください。

如月:今まで応援していただき、支えてくださったたくさんの方々、そして仲間や関係者の方にも見に来てほしいです。それと……両親にも。また、この大きなプロジェクトをきっかけに、私たち765プロのみんなに興味を持ってくださる一助となって、今まで、私たちを知らなかった方々にも、是非見に来ていただきたいです。

――ファンの方にどんなステージを届けたいですか。

如月:そうですね……。何年経っても、あの時の光景が目に浮かぶ、あの時の歌声が耳に残る、そんな宝物のようなステージにできればと。

――冒頭で、ライブタイトルやキービジュアルに込めた思いなどを語っていただきましたが、ライブのコンセプトやキービジュアルのコンセプトを決めるにあたって、如月さんも意見を出されたのでしょうか。またキービジュアルの撮影で、思い出に残っていることはありますか。

如月:全てではありませんが、こんな風にしたいという思いをお伝えさせていただき、スタッフの皆さんが、このような形にしていただきました。実は真冬の海での撮影だったので、体が凍えそうなくらい気温が低かったんです。手が震えてしまって……。ただ不思議なことに、本番になると不思議と手が震えなくなるんです。最終的にはデザイナーの方が、文明の技術を用いて、とても美しく仕上げてくださいました。

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――単独公演ということで、765プロのほかの方と一緒に公演するときと、心境の違いはありますか。

如月:これまでにも、公演中にソロで歌わせていただくことはありましたが、やはりパフォーマンスを終えたら、振り返れば仲間がいるので。今回1人でステージをやりきるというのは、大きく違うと思います。

――日本武道館は独特な構造から、音響特性やステージと客席との一体感など、さまざまな魅力があるステージだと思います。そのなかでパフォーマンスや演出の構想、公演にあたって楽しみにされていることを教えてください。

如月:ステージの演出などについては、多くのスタッフさんが、現在考えていただいている最中かと思います。私としては会場独特の形によって、まるで空から歌声が降ってくるような、そんな隅々まで歌声が届けられるような音響環境にできたらと、そう思っています。

――このライブに向けて、如月さんが取り込んでいることはありますか。

如月:今まで以上に、歌のレッスンに取り組んでいます。それ以外にも、1人でステージに立つということで、今まで以上に体力を求められるので、体力トレーニングも今からしっかりと始めていこうと思っています。

――直近の、765プロのアイドルが出演したライブは、萩原雪歩さんと菊地真さん、天海春香さん、秋月律子さんがそれぞれライブを行いましたが、ご覧になりましたか。ご覧になっていたら、感想などをお話ください。

もちろん拝見いたしました。特に、1番初めに公演があった「はんげつであえたら」(※「菊地真・萩原雪歩 twin live “ はんげつであえたら ”」)は、本当に衝撃的でした。真と萩原さんの2人のライブがこんな風になるんだと、配信で何度も何度も見返しました。私もいつか誰かと……、と思っていたのですが、まさかソロとは思いませんでした。ですが、自分にかけていただいた期待に、心から答えたいと思っています。

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■如月千早(きさらぎ ちはや)
誕生日:2月25日 身長:162cm 血液型:A型 星座:うお座 出身地:東京都
趣味:音楽鑑賞、写真
765プロダクション所属のアイドル。東京都出身の16歳。歌を愛し、常に高みを目指しストイックに音楽に向き合う姿勢とその卓越した歌声は多くのファンを魅了している。

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如月千早(きさらぎ ちはや)

(C)窪岡俊之 THE IDOLM@STER & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.

さとうかずや

著者 さとうかずや
本業はお堅い会社の会社員。かつてはテクノロジー&ビジネス情報メディアの硬派(自称)なIT系編集記者であったにもかかわらず、ゲームエンタメ担当としてこれまで特定のキャラにスポットをあてたゲーム記事や、キャラコンテンツのライブイベント記事を書き続け、特に「アイドルマスター」と「ラブライブ!」シリーズは、10年以上にわたってあわせて100本以上を執筆。その経験をいかして、副業ゲームエンタメライターとして寄稿も行うことに。 アイマス歴は、アーケード版ロケテスト1回目からのプレーヤー。 X(旧Twitter):https://x.com/310kazuya