ポケモンとポケモンGO開発元、ロサンゼルス山火事の被災支援で100万ドルの寄付を決定


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アメリカの「ポケモン」関連企業2社が13日、ロサンゼルスで発生した大規模山火事支店の一環として100万ドルの寄付を行うことを発表した。The Pokémon Companyと「ポケモンGO」の開発元・Nianticからそれぞれ50万ドルが山火事の被害を受けた人々を支援する非営利団体に提供される。

ポケモン・カンパニー・インターナショナルのダイバーシティ最高責任者は本決定に際し「南カリフォルニアの壊滅的な山火事で被災された方々に思いを寄せています」とコメント。「GlobalGivingとNianticのパートナーと共に、ロサンゼルス地域の救援活動を支援する機会に感謝しています」

関係する非営利団体は、すでにカリフォルニア山火事の救済基金から緊急助成金を受け取っているといい、うちGlobalGivingのCEO「ロサンゼルスと南カリフォルニア全域で数万人の人々がこれらの山火事によって大きな損失を被っています」と述べた。「ポケモン・カンパニー グループの寄付のおかげで、私たちはすでに救援と復興の最前線で活動している地元の非営利パートナーに緊急助成金を提供しました。彼らの継続的な努力により、火災の影響を受けたコミュニティが今後数週間から数ヶ月にわたって必要な支援を受けられるようになります」

ゲーム産業からの寄付支援の取り組みは多数行われており、マイクロソフト傘下になったスタジオActivisionは100万ドルを寄付。またソニーグループも1月にいち早く500万米ドル(約7億8,800万円)の緊急支援金を拠出することを発表していた。「ロサンゼルスは35年以上にわたり、ソニーのエンタテインメント事業にとってのホームグラウンドであり続けてきました。多くの社員やパートナーの取り組みによって、エンタテインメント事業はこの地域にしっかりと根付いています」(吉田憲一郎会長兼CEOと十時裕樹社長COO兼CFOは共同声明)

著者 編集部 経済・社会担当
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