新型iPhone14は12万円~ 円安+燃料高騰+米インフレのトリプルパンチ
日本時間9月8日午前2時より米・Appleの新製品発表イベントが開催。新型スマートフォン「iPhone 14シリーズ」や「Apple Watch」などが発表された。9月9日より予約可能になるとのこと。
無印・Plusは12万~
発表以前から「急激な円安」の影響による価格高騰が懸念されており、ここ1週間で更に円安が進行し為替相場は144.13円(執筆時)にのぼる。そのほかにも原油価格の急激な高騰による輸送コストの増加やアメリカのインフレなどの影響も同時に発生している。
以下が今回発表された新型iPhoneのモデルと価格の一覧だ。SoCは全モデル同様A15と劇的な変化は見られないといったところ。
- iPhone 14 119,800円(799ドル)
- iPhone 14 Plus 134,800円(899ドル)
2021年中盤のドル円相場は110円程度だったためその頃のレートと比較するとおよそ3万円の差がある。
最上位機種は独立
また、iPhone14・14 Plusとは別にノッチの劇的な変化が見られた「Pro」「Pro Max」も登場。
SoCには最新チップ・A16 Bionicを搭載し、価格は以下の通り。巷では最上位機種は20万円を超えるのではとの声もあったものの、結果として最上位機種である「iPhone 14 Pro Max」の販売価格は約16.5万円となった。なお、Pro 1TBモデルからは20万を超える。
- iPhone 14 Pro 149,800円(999ドル)
- iPhone 14 Pro Max 164,800円(1099ドル)
iPhone 13までは通常より一回り小さく、手の小さい人に適したモデル「Mini」シリーズも発売されていたが売れ行きを考慮したのか今回のiPhone 14シリーズからは姿を消した。
※記事内に記載している日本円での価格は9月8日3時のドル円相場をもとに計算した値です。→こちらApple公式ストア記載価格に訂正しました