YouTube、インドで“サムネで釣る”悪質動画を取り締まり ニュースや時事系を重点的に対応


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YouTubeは18日、インド地域において悪質な「クリックベイト」が含まれる動画への対策強化を発表した。特にニュースや時事問題を扱う動画について、サムネイルや動画タイトルと実際の内容の乖離が著しいものを重点的に取り締まる方針を示している。

YouTubeが言及した「クリックベイト」とは、動画のタイトルやサムネイルで示された内容が実際の動画では全く扱われていないケースを指す、日本風に言えば「サムネで釣る」といったところ。

具体的な例として「大統領が辞任」というタイトルを掲げながら、実際の動画では大統領の辞任について一切触れていない場合や、「重要政治ニュース」というサムネイルを使用しているにもかかわらず、政治関連の内容を含まない動画などが該当するとしている。

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画像は翻訳したブログページ(https://blog.google/intl/en-in/products/platforms/strengthening-enforcement-against-egregious-clickbait-on-youtube/)

このようなコンテンツは、特に重要な情報を求めてYouTubeを訪れるユーザーに対して「視聴者はだまされたり、イライラしたり、誤解されたりする」容認になっていると指摘。この度インドで試験的に対策を開始するに至ったといい、その他地域での展開を行うかについては明らかにされていない。

また、移行期間における配慮として、該当コンテンツの削除は実施するものの、チャンネルに対するペナルティ(ストライク)は当面付与しない方針も共有。誤誘導的なコンテンツの拡散防止に努めるとしている。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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