次期「iPhone SE」発売は来年春前か Touch ID廃止や性能の大幅向上予想される


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日本国内のiPhoneラインナップのなかでも特に人気の高い廉価版「iPhone SE」。次期モデルとされる「iPhone SE 4(仮称)」に関する期待含みの予想が海外の随所で見受けられるが、新たな情報として2025年第1四半期(1-3月)中、特に3月に発表される可能性が浮上している。

iPhone SE」はiPhoneの廉価版モデルとしてこれまで2016年、2020年、2022年の3世代で展開。現行機種が発売されて2年半が経つなか、後継機種の展開が以前より指摘されており、新たなiPhone SE 4では「指紋認証(Touch ID)やホームボタンが廃止される」可能性が極めて濃厚として、話題になっていた。

今回、海外媒体のMacRumorsを筆頭に複数で新たに注目されているのが、同機のリリース時期。著名な産業アナリストが生産国現地などで行った最新調査によると、2025年3月に発売する計画であることが確認されたといい、比較的早い段階でのリリースに期待が高まっている。

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見た目が「iPhone 14(無印)」に近づくと予想されている。現行機種との比較。

また、昨月には台湾の現地メディアが「アップルが(SE向けOLEDの)調達を開始した」と報じられ話題になっており、すでに「OLED(有機EL)ディスプレイ採用」という新たなサプライズとともに、実際に製造も進んでいる可能性が示唆されている。

そして、性能面でのiPhone SE 4のアップデートでは、同社が取り組むAI機能「Apple Intelligence」の活用を念頭に置いたスペックに増強される可能性が高い。これは、先日に正式発表した「Mac」関連製品の動向も汲むと極めて自然な予想で、同機能を利用するには最新の「A18」チップとメモリ8GBが条件。つまり、SE 4もこの仕様を満たすことが確実視されている。

気になる点としてはやはり価格があるが、前述のような大幅なアップデートや不安定な円相場を考慮すると、わずかな値上げは想定内にしておいたほうが良いかもしれない。

iPhone SEはリファービッシュ品(整備済み中古品)でも不動の売上首位をキープし続けるほどの人気を誇る。そろそろ買い替えを検討している方は思いっきりiPhone 16系列にしてしまうか、はたまたSE 4までステイするか…迷いどころかもしれない。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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