DMM系の新作NFTゲーム、開始1ヶ月半でサービス終了決定 Web3プロジェクト基盤の中止背景に
DMM Cryptoは15日、2023年より展開していた経済圏構想「Seamoon Protocol」プロジェクトの中止を発表。これに伴い、今年10月に配信を開始したばかりのブロックチェーンゲーム『かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM』も2025年1月31日をもってサービスを終了することとなる。
同社はDMMグループのweb3事業子会社として、独自トークン「SMP」を活用した経済圏構想を展開。複数のブロックチェーンゲームを中心としたエンターテインメント領域でのサービス展開を進めてきた。しかし「昨今の急速な事業環境の変化により、プロジェクトの持続可能性に課題が生じた」として、この度の早期中止を決断したという。
プロジェクト中止に伴い、独自トークン「SMP」の発行中止およびSMP Platformの新規利用サービスの受付停止を即日実施。『かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM』については、11月29日15時にアイテム販売を停止し、2025年1月31日15時をもってサービスを終了する。
『かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM』とは、かつてDMM GAMESが運営し累計250万人がプレイした人気ブラウザゲームの復刻版タイトル。ブロックチェーンやNFTといったweb3の要素を取り入れており、サービス開始前にはNFTアイテムのプレセールを実施するなど、積極的に展開を行っており、前作『かんぱに☆ガールズ』のユーザー、ブロックチェーンゲームユーザーどちらにも楽しめるとアピールしていた。
なお、ゲーム内で購入済みの未使用シャインストーンやアイテム類については、サービス終了後に順次、払い戻しおよび補償対応を実施する方針。詳細は後日、ゲーム内や公式サイト、SNSで告知される予定だ。
同社は「これまで多大なご支援をいただいた事業者の方々及び本プロジェクトに期待を寄せて温かい応援をいただいた皆様に対し、深く感謝申し上げますとともに、このようなお知らせをすることとなり、心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。
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