「ポケカ」のスマホゲーム、数日で1,000万DL&売上1,000万ドルとの推測 日本市場は課金旺盛…世界的に反響得る
DeNAが開発しポケモンから展開されている新作スマートフォンゲーム「Pokémon TCG Pocket」について、10月30日のリリースから間もないにも関わらず、累積収益が1000万ドル(≒15.2億円)に達したとの試算がアプリ分析会社のレポートで明らかになった。
Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケモン トレーディングカードゲーム ポケット/略称:ポケポケ)とは、人気を誇るポケモンカードゲームをデジタルでも楽しむことができるモバイルアプリ。デジタルでカードパックを開封することが出来るもので、従来のカードゲームのルールを踏襲しつつも、新しく始める人にも楽しめるシステムになっている。
同作はポケカの高い海外人気もあり、全世界での同時配信を実施しており、分析会社Appmagicの公開レポートによれば、サービス開始からわずか4日間で1200万ドルを超える収益を達成し、最大1日で300万ドルにも達する推測が行われている。
Google PlayストアとAppStoreによれば10月30日のリリース以降、各国でダウンロードランキングの首位を獲得。ダウンロード数に関しては11月2日時点で1,000万件に達したと推測している。リリース直前には事前登録が700万ダウンロードを突破したことがわかっていたため、この数値は概ね事実であると想定される。
ダウンロード数の地域別内訳ではアメリカが全体の29%と最も多く、ブラジル、メキシコ、日本、ドイツなどが続く。一方の収益内訳では日本が全体の45%を占め最大のシェアを誇り、次いでアメリカの25%、香港と台湾がそれぞれ4%、韓国、ニュージーランド、フランスが各3%となった。
日本、香港、台湾などの東アジア市場では約11.93ドルと、世界平均の約1.92ドルを大きく上回っていることが特徴的となっている。日本国内ではリリース前日に人気タレントを起用した「開封式」イベントを執り行ったり、テレビCMで「毎日2パック無料」をアピールしたり、人気ユーチューバーに案件を依頼したりと積極的なプロモーシンが行われている。
現在、ポケモンのスマートフォンゲームは位置情報ゲーム「Pokemon GO」や睡眠アプリ「Pokemon Sleep」などが展開されているが、これらと比較しても1週間の初速は非常に良好とされており、ポケカ人気の高さがうかがえる。
© 2024 Pokémon. © 1995-2024 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
© 2024 DeNA Co., Ltd.
※更新…一部桁表記に誤りがございました。訂正してお詫びいたします。