ロシアのYouTuberが“未発売のMacBook”のレビュー動画を投稿 虚偽指摘も「本当だったら」界隈ザワつく


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10月内に発表予定とも予想されているアップル社の新型「MacBook Pro」をめぐり、発売前にも関わらず、同機を入手したと主張する旨の動画が複数のロシア語圏のYouTubeチャンネルで公開され、注目を集めている。

映像を公開したのは「Wylsacom」など2つのチャンネル。動画には「Appleより先にワールドプレミア!」とのタイトルのもと、男性が出演して新型「MacBook Pro」と主張する製品を開封する様子や、過去モデルと並べて比較するパートなどが収められていた。

この動画は公開1日で40万再生を超えているほか、別の動画では、実機の画面を紹介した。製品仕様などが記載されている「このMacについて」の画面を共有し、現時点で未搭載である「M4」チップ表示をアピールするなど、新型モデルである可能性を示唆している。

一方で、ただでさえ特異な事態が「ロシアで起こるはずがない」として、虚偽である可能性を指摘する声が多い。筐体の外観は現行モデルとほぼ同様のデザインになっているが、これは過去モデルと比べても特段不自然ではない。ただ、壁紙が昨年のモデルと同じであるといった事実もあり、疑念は晴れていない。

なお、一部のリーカーからは以前に「200台のM4 MacBook Proの在庫を確認した」と主張する情報提供者の存在が言及されている。一連の真偽は不明だが、業界で知られる著名記者からは「もしこれが本物なら、これはAppleにとって前例のない違反行為」(マーク・ガーマン)と述べるなど、多方面で関心を集めている。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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