ジャパネットのBS局、リモコンから一発アクセス可能に「BS10」改名でスターチャンネルと共同運用


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ジャパネット系列が運営するBS放送局「BSJapanext」は22日、チャンネルポジションを現在のBS263chから BS10chへ移行し、2025年1月を目処に、チャンネル名を「BS10(ビーエステン)」に改名することを発表した。

この変更に伴い、衛星放送史上初となる同一チャンネルボタンでの無料放送と有料放送のハイブリッド運営を開始する。BS10ボタンで無料放送「BS10」と有料放送「BS10スターチャンネル」の両方を視聴可能にする。また、10chになることで、リモコンのキーボタンから直でアクセス可能になり、ザッピングに対応する。

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これにあわせて、スターチャンネルの日本語吹替え比率を現状の30%から70%へ引き上げ、映画専門チャンネルの中では最大級の吹替率を持つようサービス内容を更新。また、視聴者からのリクエスト作品を放送する新コーナーを設け、ニーズに応える編成を強化する。

ジャパネットブロードキャスティングの佐藤崇充社長執行役員は、この変更について「BSJapanextをより多くの方に届けたい、ジャパネットグループの強みを活かしスターチャンネルを磨き、伝え広げていきたいという想いから、チャンネルポジションの変更を決断いたしました。」と延べていた。

リニューアルに合わせ、両チャンネルのロゴも刷新される。新ロゴは、視聴者を魅了するコンテンツが様々な方向から飛び出す立体的なイメージを図案化したという。さらに、サンリオのキャラクター「ポチャッコ」がBS10のPR大使に就任。チャンネルコンセプトとの親和性が高いことから起用されたとのことだ。

「BS10」は既存の人気番組「パネルクイズアタック25Next」の50周年企画や、スポーツ中継の強化など、コンテンツの充実を図る。一方、「スターチャンネル」はハリウッドメジャースタジオのヒット作品の定期放送を予定するほか、共通の取り組みとして「大御所俳優をMCに起用し、視聴者との双方向コミュニケーションを重視した」紹介番組の製作も予定しているという。

著者 編集部 経済・社会担当
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