Xで「DM編集機能」開発に着手か 従業員やマスク氏示唆、変換ミスや誤送信を後から修正できる可能性


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短文共有SNSのX(旧Twitter)について、長年ユーザーからの要望も多い「ダイレクトメッセージ(DM)編集機能」の開発に着手したことを複数の社内エンジニア、関係者が公開ポスト(投稿)にて示唆している。

X社内のソフトウェアエンジニアが29日に投稿した内容によると、「DMの編集機能の構築を開始します(抄訳)」として、開発チームによる当該機能の着手を公表。これには同社CEOのイーロン・マスク氏も「💪」と筋肉の絵文字一字のみを返信し、支持を表明した。

この新機能により、ユーザーは送信済みのメッセージに含まれる誤字脱字や内容の訂正を、新たなメッセージを送ることなく行えるようになる見込みである一方、機能のリリース時期については現時点で明確な言及はなされていない。

現在のXのDMでは、誤ってメッセージを送信したり内容に誤りがあったりした場合でも、LINEやInstagramのように「送信取り消し」ができない。(一応自分のメッセージ履歴からは表面上で消せる機能はある。)また、エンターキー一発で送信する仕様は変換を多用する日本語圏において「誤送信」を誘発しかねず、改善を求める声も多かった。

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今回示唆されている編集機能はユーザー体験の向上に大きく寄与すると期待されているが、送信時の内容と同一性が損なわれることから悪用されるリスクも少なからず存在する。これにはメッセージを編集したことが一目でわかるフラグや編集履歴の表示機能の実装など、対策を講じる必要性も指摘されている。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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