京アニ放火事件から7月で5年…事件伝える追悼碑、宇治市内に間もなく設置へ 追悼配信は実施なし


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アニメ制作会社の京都アニメーション(京アニ)は21日、2019年7月に発生した同社第1スタジオ放火事件から5年が経過するを前に、設置予定だと発表していた追悼碑に関する近況と、その関連事項を報告した。

同日、京アニは公式サイトを通じてお知らせを公表。事件発生から5年が経過することに「時の経過に関わらず、悲しみが癒えることはございません」としつつも、「皆さまより頂戴した温かい応援を心の支えに、私たちはアニメーションを作り続けることで志を繋ぎ、今を迎えることができました」と謝意を述べた。

続けて、京アニや遺族により構成される団体が主導になって活動を行っている「事件を伝える碑」の設置について、市立「お茶と宇治のまち歴史公園」に設置することを正式に発表。設置自体は昨年にも発表されており、「事件と事件で遭難したスタッフ、世界中からお寄せいただいた祈りと支援、すべてへの感謝と願いを長く記憶に留める象徴」になることを願っていた。

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なお、追悼碑は「7月18日までに設置が完了」するとしており、詳細な設置日時は再度発表するとしたほか、同日までには自由に訪れることができるようになるとも伝えている。

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また、この追悼碑の設置をふまえ、昨年まで事件発生日に公式YouTubeチャンネルにて配信していた追悼映像の公開について、今年は行わない予定であるとも発表。加えて、「7月18日前後を問わず、弊社第1スタジオ跡地付近へのお越しは引き続きお控えください。近隣にお住まいの方々へのご配慮をお願いいたします。」としてお願いも伝えている。各自礼節をもった追悼を心がけたい。

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