サウジアラビアの大手出版社系が日本法人「マンガインターナショナル」設立 翻訳出版を推進、国際進出への第一歩


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サウジアラビアの大手総合出版社SRMGの子会社として漫画雑誌「マンガアラビア」を発信するマンガアラビアは21日、新たに日本法人「マンガインターナショナル合同会社」を設立したことを発表した。

雑誌「マンガアラビア(ユースおよびキッズ)」は無償の印刷版がアラブ世界の220ヵ所以上で毎月40万部以上を発行するほか、アプリを通じて配信されるデジタル版のユーザー数は195ヵ国以上で800万人を超えているという。また、国内大手出版社各社とのパートナーシップ締結の下、日本のマンガ作品の翻訳出版も行っており、今回の日本法人の設立は主に後者の業務を行ううとしている。

設立に際し、SRMGの最高経営責任者(CEO)であるアルラーシド ジュマーナ氏は、「マンガ制作に携わる大手グローバル企業との提携や、国際市場への参入は、コンテンツ需要の高まりにより、大きなリターンをもたらす」として、重要性を紹介。また、「我々の事業拡大は、海賊版や知的財産権侵害の軽減、SRMGが掲げる地域性を重視したコンテンツ開発の強化、そして漫画という親しみやすい形でサウジアラビアやアラブの文化・伝統の発信につながる」との見解を述べた。

また、 新会社(マンガインターナショナル)の代表には本社(マンガアラビア)のCEOが兼任するといい、代表のブカーリ イサム氏は「マンガアラビアはコンテンツ産業を通じ、日本や世界の出版社等とパートナーかシップを築いている。マンガインターナショナルでは、マンガアラビアの経験を活かし、日本の漫画の魅力を更に多くの国々へ展開させていきたい」とコメントした。