「白猫」「DQウォーク」のコロプラ、半期決算は86%の大幅減益 『女神転生』歴任の金子一馬氏による新作スマホゲーム展開も
コロプラは8日、2024年9月期の半期決算を公表し、2四半期連結での売上高127億1,400万円(前年同期比20.0%減、以下同)、営業利益2億7,300百万円(85.9%減)を記録したことがわかった。
同社はエンターテイメント事業を中核に、投資育成事業との2本柱で展開しており、「白猫プロジェクト」を筆頭に自社IPを活用したスマートフォン向けアプリゲームの運営開発や『ドラゴンクエスト』シリーズの位置情報ゲーム「ドラクエウォーク」の開発を手掛けている。今回の減収減益の理由については「既存タイトルの逓減」「ブロックチェーン事業の先行投資により減収」などがあると説明していた。
うち、自社IPの「白猫プロジェクト」については、同四半期に9.5周年のアニバーサリー施策の実施や新ストーリーの展開、VTuberプロダクション「ホロライブ」とのコラボを行ったことで「前年を上回る盛り上がり」になっていると自己評価していた。
今後の展開としては、スマートフォンゲーム5本、コンシューマゲーム10本、ブロックチェーンゲーム1本の制作を控えているとした上で、新たな動きとして新作スマートフォンゲームのプロジェクトが1本増加したことを当日発表の決算内で公表。
「“神と作る新たなゲーム体験”をテーマに、レジェンドクリエイター金子一馬が手掛ける新作を開発中」として、アトラス所属(2023年より同社所属)で『女神転生』シリーズのキャラクターデザインなどで知られる金子一馬氏による新作IP「project MASK」の展開に言及した。なお、同プロジェクトについては昨月末に同社オウンドメディアにて一部紹介も行われていた。
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