「防災をもっと身近に」豊洲の防災イベントで『アイマス』コラボ 防災意識向上と地域振興図り3.3万人来場


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3月9日(土)と10日(日)の2日間、江東区の一般社団法人が主催する防災イベント「豊洲防災Festiv@l 2024」が開催され、バンダイナムコが手掛けるコンテンツ『アイドルマスターミリオンライブ!』とのコラボを実施。期間中には約3.3万人が来場した。

同コンテンツと防災イベント「豊洲防災Festiv@l 2024」とのコラボレーションは今回で2度目の試みとなり、IPコラボならではの施策やステージ、コンテンツのの世界観を楽しめる会場づくりが行われた。

会場となった豊洲公園周辺はこの日『アイドルマスター ミリオンライブ!』一色となり、地元住民に加えて“プロデューサー(「アイドルマスター」シリーズにおけるファンの通称)”が多く来場。会場に設置されたアイドル52名ののぼりや横断幕の写真撮影をするなど、アイドルのプロデュース活動を楽しみながら防災について学ぶ様子が見られた。来場したプロデューサーからは「自分の好きなアイドルが原動力となり、参加した。今回のコラボレーションをきっかけに防災意識が高まった」、「今回で2回目の参加となり、防災の知識について定期的に学ぶことの重要性を感じた」と話した。。

また、メインステージではコンテンツに登場する元看護師のアイドル・豊川風花さんによるAED救命講習会も。大型画面に登場し、医師とやりとりしながらファンにAEDの使い方などを学んでもらう講習を行い、AEDの使い方を体験していただくのに加え、『アイドルマスター ミリオンライブ!』楽曲のリズムに乗りながら胸骨圧迫も体験。2日間で約1,000人が参加。

また、開催日が東日本大震災の発生日近辺だったこともあり、会場では『アイドルマスター ミリオンライブ!』とコラボした防災グッズも登場。ポストカード付き防災ヘルメット、缶入りソフトパン、クッション付きトートバッグ、簡易寝具セット、防災ライト、PUSH体験セット(救命学習セット)などの防災に関わるオリジナルグッズの販売が行われたほか、来場者には水やお湯だけで食べられる「アルファ化米」を進呈された。

イベント運営者の一般社団法人江東区の地域防災力向上を目指す会の実行委員は「地域の防災イベントを開催しても人が集まらない、防災をもっと身近に感じてほしい、と考えていたときに豊洲を舞台としている『アイドルマスター ミリオンライブ!』の存在を知り、コラボさせていただくことになりました。昨年、今年ともに多くの方に来場いただき、コンテンツのもつ力を実感するとともに、防災を通じて一緒に豊洲の町を盛り上げることができたと思っております。」と話した。

また、こうした一連の取り組みに関し、バンダイナムコエンターテインメントにてライセンス担当を務める担当者は「シリーズとして「PROJECT IM@S 3.0 VISION」を掲げる中で、社会貢献への取り組みを含め、アイドルたちの活動の幅を広げたいと考えています。特に「ミリオンライブ!」は豊洲エリアを舞台としていることもあり、プロデューサーさんにリアルプロデュース体験をご提供できればと思います。」とコメントした。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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