本日誕生日の声優・高橋李依、バースデー記念単独ライブで『このすば』『高木さん』自身のキャラソンを大熱唱〈レポート〉


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本日2月27日(火)は声優・高橋李依さんの誕生日。これを記念して、高橋李依さんによる単独ライブ・イベント「I 編む You」が25日にカルッツかわさきにて開催。自身のデビュー10周年とバースデーを昼夜全2部公演で祝った。〈オフィシャル〉

昼の部「日常編」元気×可愛らしさ光るステージに!

この日、昼の部では「日常編」として現実世界が舞台の作品を、夜の部「異世界編」では異世界を舞台にした作品をそれぞれ中心にしたキャラクターソングが披露され、昼の部ではまず、高橋さんが高木さん役として出演した『からかい上手の高木さん』より「気まぐれロマンティック」でスタート。

その後、昨年放送のTVアニメにして、相沢 智役で出演した『トモちゃんは女の子!』から「どんぐりころころ」や、七橋 御乃梨役を担当した『One Room セカンドシーズン』の「ポプラと僕らのヒストリー」、直樹 美紀を演じた『がっこうぐらし!』の「My Dream」を3曲立て続けに披露。その後のパートを振り返るMCでは「どんぐりころころ」の歌唱時に流れた映像が新規に制作されたことを告白すると、観客からも大きな笑いが起こった。

続いて、高橋さんが出演した作品の楽曲をカバーするブロックに突入すると、さっそく高橋さんがコバヤシ役を務めた『乱歩奇譚 Game of Laplace』より「ミカヅキ」、星野 杏子を演じた『ロマンティック・キラー』の「ROMA☆KiRA」、斉藤 恵那役を担当した『ゆるキャン△』の「SHINY DAYS」、桐生 紫乃役として出演した『カノジョも彼女』から「ドラマチックに恋したい」と畳みかけ、会場は一気にヒートアップ。

そして、カバーソングブロック後にステージ上が暗転。再びスポットライトが当たったそこには、スペシャルゲストの赤尾ひかるさん。2人の共演作品『こみっくがーるず』のオープニングテーマ「Memories」をTVアニメが放映された2018年以来、約7年ぶりに披露。そのままの息のあったパフォーマンスで会場を盛り上げる。続く『アサルトリリィ BOUQUET』から「Edel Lilie」を「『アサルトリリィ』の中で特に好きな一曲」としてコラボを熱望、力強い歌声と振り付けで、見事歌い上げた。

コラボが終わり、再びソロへと移ると、高橋さんが雨野 狭霧の自己紹介ソングとして位置づける『ゆらぎ荘の幽奈さん』より、高橋さんが担当した雨野 狭霧のイメージソング「純潔セレナーデ」を披露。さらにアイドルを夢見る桜沢 墨役を演じた『彼女、お借りします』の「桜selfish」では、観客にサイリウムをピンク色へ変換することをお願いし、まさに一足早く満開の桜を会場に咲かせた。

最後に高橋さんが選んだのは、アイ役を務める『推しの子』の「サインはB -アイ Solo Ver.-」。この曲ばかりは声優というよりアイドルとして、ステージを所狭しと行き来してファンサービス。そして、一度の幕引きとアンコールの大合唱を歴て、再び登壇した高橋さんはまず観客席をバックに記念撮影。そして、『からかい上手の高木さん』から「学園天国」を披露、会場一体となってラストスパートを駆け抜けると「夢だったキャラクターソングライブを、かけがえのないキャラクターたちと、みなさんと過ごせて本当に幸せでした。キャラソン大好きー!帰り道もいっぱいキャラソン聞いて帰ってね!」と感謝の言葉で締めた。

夜の部「異世界編」はあの決め台詞も炸裂

同じ日、迎えた夜の部「異世界編」は異世界作品が多数並ぶことが知らされていた中、ミサキ役を務めた『バトルガール ハイスクール』の「ホシノキズナ」で幕が明けると、高橋さんが「日常編と異世界編のどちらにするか迷った」という一曲として、『魔法つかいプリキュア!』より「はなまるの方程式」を披露。

高橋さんは主人公・朝日奈 みらい(キュアミラクル)を演じており、同曲は「ある1つの話数がキャラクターソングになった“キャラソン オブ キャラソン”かもしれない」という点で思い入れがあることを熱弁していた。その後も『異世界チート魔術師』より「小さな想い」や高橋さん演じるミュウの毎話異なるエンディングが話題となった『LISTENERS リスナーズ』から、「Rainy lain」、「Love Song」、「Trauma」、「Into the blue’s (modern ver.)」をメドレーで駆け抜ける。

そして、静寂に包まれた壇上が明るくなると、夜の部のスペシャルゲスト・相坂優歌さんが登場。2人のコラボパートでは相坂さんが日向 美海役、高橋さんがコードΩ00ユーフィリア役を務めた『アンジュ・ヴィエルジュ』より、「Tears BREAKER」によって会場をロックかつ厳かな雰囲気に染め上げた。

続いて疾走感溢れる「ユナイトライト」を選曲し、2人バージョンのL.I.N.K.sによるパフォーマンスが展開されると観客席から大きな拍手が贈られ、この勢いを保ちながら、今年の10月でゲーム発売から11周年を迎える『アンジュ・ヴィエルジュ』の2曲を披露することができ、高橋さんも相坂さんも感慨深い表情を浮かべた。

ステージ上で高橋さんが次に紹介した曲は『Re:ゼロから始める異世界生活』の「Door」。エミリア役を演じる高橋さんの、しっとりとしていてかつ心を震わす力強い歌声に、会場の雰囲気が一変。続く「Stay Alive」でも、主人公・スバルとエミリアのすれ違い、うまく想いが伝わらないもどかしさが凝縮されたような一曲を世界観を大切にしながら丁寧に歌い上げた。

落ち着いたの束の間、今度はマシュ・キリエライトを担当する『Fate/Grand Order』より「逆光」、イリーナ・イリューヒナ役を演じた『恋愛フロップス』から「Love? Reason why!!」、めぐみん役を務めた『この素晴らしい世界に祝福を!』の「Tomorrow」と、アップテンポなカバーソングメドレーで観客のボルテージを再び上げる。

「あの曲にはみなさんの魔力が必要です!」と高橋さんが、夜の部ラストを飾る曲に選んだのは「Right☆eye」(『この素晴らしい世界に祝福を!』)。曲中には観客とのコールアンドレスポンスで曲終盤に向けて熱気を蓄積し、繋げたのは紅魔族であるめぐみんの代名詞「エクスプロージョン」。究極の攻撃魔法によって締められたかに思われた会場では、昼の部同様、観客席からアンコールの嵐。

再度ステージ上に現れた高橋さんは、ゲスト出演した相坂さんを呼び入れます。すると、誕生日のサプライズとして、相坂さんがケーキを持ってステージに登場し、会場全員で「ハッピーバースデートゥーユー」と大合唱。驚きを隠せない高橋さんは、改めてこの状況を振り返ろうとしたところで、感極まる一幕も。相坂さんの「ここまでみんながついてきてくれるのは、高橋が頑張ってきたからだよ」と称えられると、高橋さんに大歓声と拍手が降り注いだ。

最高のハッピーバースデーを迎えた高橋さんが、この日を締めくくる曲に選んだのは「作品と新たな向き合い方をさせていただくことのできた、高橋李依としての一曲」。アイリーン・ローレン・ドートリシュとして主演を務めた『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』の「共感されなくてもいいじゃない」。最後のフレーズを歌い上げると、高橋さんは「今日みんなと生まれたこの感情、編み物の一部として絶対何かの作品に生かしたいと思います!今日はお越しいただき、誠に誠に誠に、ありがとうございましたー!」と感謝を寄せた。

高橋李依キャラクターソングライブ「I編む You」イベント概要

会場:カルッツかわさき
日時:2024年2月25日(日)
出演:高橋李依/赤尾ひかる※昼の部ゲスト/相坂優歌※夜の部ゲスト

昼の部「日常編」
気まぐれロマンティック(『からかい上手の高木さん』)
どんぐりころころ(『トモちゃんは女の子!』)
ポプラと僕らのヒストリー(『One Room セカンドシーズン』)
My Dream(『がっこうぐらし!』)
ミカヅキ(『乱歩奇譚 Game of Laplace』)
ROMA☆KiRA(『ロマンティック・キラー』)
SHINY DAYS(『ゆるキャン△』)
ドラマチックに恋したい(『カノジョも彼女』)
Memories(『こみっくがーるず』)
Edel Lilie(『アサルトリリィ』)
純潔セレナーデ(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)
桜selfish(『彼女、お借りします』)
サインはB -アイ Solo Ver.-(『推しの子』)
学園天国(『からかい上手の高木さん』)

夜の部「異世界編」
ホシノキズナ(『バトルガールハイスクール』)
はなまるの方程式(『魔法つかいプリキュア!』)
小さな想い(『異世界チート魔術師』)
Rainy lain(『LISTENERS -リスナーズ-』)
Love song(『LISTENERS -リスナーズ-』)
Trauma(『LISTENERS -リスナーズ-』)
Into the blue’s(modern ver.) (『LISTENERS -リスナーズ-』)
Tears BREAKER(『アンジュ・ヴィエルジュ』)
ユナイトライト(『アンジュ・ヴィエルジュ』)
Door(『Re:ゼロから始める異世界生活』)
Stay Alive(『Re:ゼロから始める異世界生活』)
逆光(『Fate/Grand Order』)
Love? Reason why!!(『恋愛フロップス』)
Tomorrow(『この素晴らしい世界に祝福を!』)
Right☆eye(『この素晴らしい世界に祝福を!』)
共感されなくてもいいじゃない(『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』)

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著者 編集部 アニメ情報担当