〈楠木ともり×松岡禎丞〉最終回放送のアニメ『豚のレバーは加熱しろ』メインキャストの選ぶ名シーン大発表!Blu-rayリリイベが開催


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2023年10月放送のTVアニメ『豚のレバーは加熱しろ』について、放送が延期となっていた「最終回」が2月5日よりTOKYO MXほかにて放送された。そんな物語に幕を下ろしたばかりの本作から発売されるBlu-ray&DVDの発売記念イベントが2月10日(土)に開催された。

「豚のレバーは加熱しろ バレンタインイベント」はBlu-rayの購入者を対象に開催され、メインキャストである豚役の松岡禎丞さん、ジェス役の楠木ともりさんの2名が出演。この日はバレンタインデー直前ということもあり、イベントに参加した約200人のファンに「豚の記念チョコレート」が入場時に配布された。

『豚のレバーは加熱しろ』は、逆井卓馬による日本のライトノベル作品。単行本は2020年3月より電撃文庫より刊行中で、第26回電撃小説大賞《金賞》を受賞している。TVアニメは2023年10月よりTOKYO MX、BS11ほか各局で放送され、dアニメストア・ABEMAにて地上波同時・最速先行配信を実施し、2024年2月5日(月)には最終話となる12話が放送された。

アニメの振り返りから放送連動のラジオで見せた名物コーナーまで

作品の世界観を表すため、会場一面には床一面に敷かれた芝生が準備された会場にお二人が入ると、さっそく豚の鳴き声である「ンゴッ」のコールアンドレスポンスからイベントが開幕。つい先日2月5日(土)に最終話の放送を迎えたアニメについて、2人からは全12話を終えた感想が寄せられたほか、アニメ放送時期に配信されていた振り返り配信番組である「豚のレバーを振り返れ!」も公開収録という形で観客を前に実施。松岡さん・楠木さんがアニメ全12話から印象に残ったシーンをピックアップ。

松岡さんからは第1話より「豚がジェスと一緒に歩きながら心の声が漏れてしまっているシーン」を選出し、実は豚の演技は当初クールなキャラクターづくりだった等、アフレコ時の裏話が多数繰り広げられた。一方の楠木さんは、第10話より「暗闇での豚とジェスの会話のシーン」をピックアップ。スクリーンに映る数々の厳選された場面に、会場でも絶えず共感の声が見られた。そして最後に披露されたシーンは、2人とも選んだ第3話のラストを飾った一幕。豚とジェスの会話からエンディングテーマに移る名シーンに会場からも、多くの方が反応した。

第1話:豚がジェスと一緒に歩きながら心の声が漏れてしまっているシーン

続く「豚の欲望」コーナーでは、放送期間中2人がパーソナリティを務めた「豚のラジオは加熱しろ」より、ファンからの「自分の表に出せない欲望」に、楠木さんが素直な感想を述べていく番組内でもお馴染みの企画が展開。事前に寄せられたメールの中で「推しについて語りたい欲望」では楠木さんの「面白いことは積極的にまわりに薦めたほうがいい」という意見に、会場のファンも多くの方が賛同の様子を見せた。

そしてSNSで一般募集を行った「豚のカメラ」コーナーを経て、イベントは今回のメインとなるクイズコーナー「クイズブタオネア」の時間へ。ラジオ番組内でのコーナー「豚の気持ちを理解しろ」にて、松岡さんの豚の鳴き声の台詞の、日本語の意味を当てる、という深層心理を探るコーナーで、レギュラー放送内では、常に連戦連勝をしてきた楠木さん。賞品をかけて本日最後の戦いに挑戦。松岡さんの見事な豚の鳴き声に苦戦をしながらも、会場からのオーディエンス等のフォローもあり、見事に全問正解を達成し、見事豚のお菓子、4ケースを獲得することが叶ったことで、会場は大きな拍手に包まれた。

イベントのエンディングのコーナーでは、松岡さんからは「これからも『豚のレバーは加熱しろ』の応援をよろしくお願いします」、楠木さんからは「今日も皆さんと一緒に振り返りながら、1クール作品を楽しむことができて嬉しかった」と、作品やイベントを振り返ってのコメントが寄せられ、バレンタインイベントは終了した。

全巻収納BOX(表)
こ 全巻収納BOX(裏)
「豚のレバーは加熱しろ 3」ジャケットイラスト

なお、イベントのお知らせコーナーでは新規イラストの数々が公開され、3月8日発売となる『豚のレバーは加熱しろ(n回目)』と『遠坂あさぎ画集Lumiere)』に収録予定のイラストが会場で初解禁。このほか『遠坂あさぎ画集 Lumiere』からは、画集に合わせて掲載される逆井卓馬先生書き下ろし小説『水着を見なきゃ帰れない』に連動した水着描き下ろしイラストも公開されている。

©2023 逆井卓馬/KADOKAWA・アニプレックス・BS11

著者 編集部 アニメ情報担当