“絶望系”シンガー・ReoNa、自身初の海外ライブ台北&香港2DAYSを完走 現地ファンにお歌届ける


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“絶望系”アニソンシンガーのReoNaが2DAY2の海外ライブを敢行。1月27日(土)に台湾・Clapper Studio、翌1月18日(日)に香港・Music Zone@E-MAX の2都市で開催した初の海外単独ライブ『ReoNa Live 2024 in 台北・香港』を完走した。

ReoNaは、TVアニメ『ソードアート·オンライン オルタナティブ ガンゲイル·オンライン』の劇中歌アーティスト·神崎エルザの歌唱を担当し、“神崎エルザ starring ReoNa”としてデビュー。同年に『ハッピーシュガーライフ』エンディング主題歌を収録した1stシングル「SWEET HURT」をリリースしソロデビューを果たした。以降、陰のある少女らしいルックスながら、繊細で深い、少年の様な歌を歌うシンガーとして人気を博しており、直近ではTVアニメ『シャングリラ・フロンティア』にてエンディング主題歌を担当している。

そんなReoNaだが、TVアニメ『シャドーハウス 2nd Season』オープニングテーマ「シャル・ウィ・ダンス?」がクランチロール・アニメアワード2023「Best Anime Song」部門で最優秀アニソン賞にノミネートされるなど、人気は国内にとどまらないことを受け、今回自身初となる海外での単独公演「ReoNa Live 2024 in 台北・香港」を開催。発表されると同時にチケットが即ソールドアウトしたという。

現地では、両公演共に早い時間からグッズ売り場には長蛇の列ができ、熱いファンからのスタンド花も飾られるなど、アジアファンのReoNaを熱望する温度感が伝わってくる。ライブの始まりは、TVアニメ「ガンゲイル・オンライン」劇中アーティスト・神崎エルザ starring ReoNaの「ピルグリム」。水を打ったような静寂が訪れるとともに、深くReoNaが息を吸う、そこから“お歌”の時間が始まった。

初めてアジアの地に響いたReoNaのお歌に聴き入っていたファンたちは、歌い終えた彼女に、大きな拍手を送った。“ソードアート・オンライン”シリーズのテーマソング「forget-me-not」、そして「ANIMA」を立て続けに披露、イントロが流れるたびに驚きと喜びの歓声が沸き上がる。

その後「ないない」「生命線」などのヒット曲に続き、「Untitled world」「R.I.P.」「Alive」と自身が深く関わっている『アークナイツ』に関する楽曲を続けて披露。満員のファンに力強く歌い上げる。緊張感の中にも優しさと激しさを内包したReoNaのお歌に、台湾、香港のファンたちも歓声で応える。

続くMCでは、現地の言葉で挨拶をし、軽くコミュニケーションを取る一面も。現在進行系のReoNaは2月28日に発売されるTVアニメ「シャングリラ・フロンティア」第2クール エンディングテーマ「ガジュマル ~Heaven in the Rain~」、デビューシングル「SWEET HURT」などを含む全14曲を歌いきり、約1時間半のライブは、両会場とも圧倒的な熱気の中終幕した。

自分の気持ちをお歌にのせて一人ひとりに届けようとするReoNa。その想いを受け取ろうと歌声に耳を澄ませるファンたち、お互いの心と心が通い合っていくようにライブ全体の空気感が創り上げられていく。奄美大島で生まれた絶望系アニソンシンガーは、遠くアジアの地でその一歩目を踏み出した。最後に「今日はお歌を受け取りにきてくれて本当にありがとうございました。あなたに、また、会えますように。ReoNaでした。じゃあな」と告げ、2日間のアジア公演は幕を閉じた。

ReoNaは5月18日(土)より戸田市文化会館でのライブを皮切りにデビュー5周年を記念した全国ツアー『ReoNa 5th Anniversary Concert Tour “ハロー、アンハッピー”』を、さらに10月20日(日)に「ReoNa ONE-MAN Concert “Birth 2024″」を東京ガーデンシアターで開催する。

ReoNa Live 2024 in台北・香港 セットリスト

1/27(土) ReoNa Live 2024 in台北・Clapper Studio
1/28(日) ReoNa Live 2024 in香港・Music Zone@E-MAX

1.ピルグリム
2.forget-me-not
3.ANIMA
4.ないない
5.生命線
6.Untitle world
7.R.I.P.
8.Alive
9.虹の彼方に
10.unknown
11.猫失格
12.HUMAN
13.ガジュマル ~Heaven in the Rain~
14.SWEET HURT