都心の絶景と共に楽しむ『東京リベンジャーズ』大規模展覧会 “名シーン”再現する等身大フィギュアや描き下ろし漫画は必見〈内覧レポート〉


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コミックス累計発行部数7,000万部を突破した漫画『東京卍リベンジャーズ』の大規模展覧会「東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線」が東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて11月27日(月)から2024年2月4日(日)までの期間限定で開催される。この度、開催に先立ち内覧会が実施されたので、現地から展覧会の模様をお届けする。

※本記事には現地写真が含まれます。ご注意ください※

本展覧会では、連載終了後なお根強い人気を誇る『東京リベンジャーズ』にスポットを当て、本編では描かれなかった“最後の戦い”に臨むキャラクターたちの物語が、オリジナル描き下ろし漫画として登場。武道、マイキーたちの“リベンジ”が展覧会ならではのスケール感で展開される。

本展覧会の会場である東京シティビューはその名の通り「東京の景色を一望できる」六本木ヒルズ最上層という利点を生かした展示施設。会場に入ってすぐ見えるエントランスでは、和久井健先生が描き下ろしたカラーイラストの等身大パネルを週刊少年マガジンの巻頭カラー見開きをイメージして設置。11人がレッドカーペットのような壇上で来場者をお出迎えしてくれるほか、夜にはライトアップもされるそう。

続く順路には東京卍會などの組織図が板書された黒板風アートボード「不良事典山岸の黒板 -卍天黒大決戦版-」が展示されていたほか、作品内でも特に人気の高い「関東事変」の名シーンを等身大3Dフィギュアで再現したコーナーがお目見え。背景のオノマトペが空間的に作り出されており、コミックスからそのまま飛び出してきたかのような武道とマイキーは必見だ。

ここからは絶景のシティビューから一点、落ち着きのある暗転したエリアに入り、原画展示エリアへ。各章それぞれより前後期合計100点以上の原画が展示されており、中には初公開を含む資料も。さまざまな角度から作品の魅力をあますところなく楽しめる。再びシティビューに戻る…その前に、シアターエリアでは東京卍會・天竺・黒龍を描いたムービーが3画面の大迫力スクリーンで見ることができた。

そして、続く「描き下ろし新体験ゾーン」は本展覧会の最大の見どころ。作者、和久井健先生による26ページにわたる新規描き下ろし漫画を“歩きながら”読み進めることができるほか、その中のいくつかのシーンはアニメキャスト陣による「音声ドラマ」が制作されており、目と耳でも楽しめるエリアになっていた。

残念ながら撮影禁止エリアであるため、写真でお届けすることはできないが、本編では描かれなかった、東京卍會、天竺、黒龍の「卍天黒」が揃う印象的なシーンも展開されていた。このほかにもマイキーと花垣武道の衣装を再現した展示などを見ることができる。また、「撮影禁止」や「接触禁止」といった展示版の注意書きまでも技巧が凝らされているので、作品ファンはぜひとも現地でチェックして頂きたい。

また、会場内にはす展覧会公式グッズショップもオープン予定となっており、本展のために和久井健先生が描き下ろしたイラストをデザインした商品をはじめオリジナルグッズが続々登場。そして、この度ショップ内装がコンビニをイメージした「マイキーマート」になることが決定した。

なお、11月23日(木・祝)以降、展覧会のグッズ情報を随時公式WEBサイト内グッズページにて公開中とのことなので、会場に来られない方でも確認してみよう。

「東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線」
前期:2023年11月27日(月)~2024年1月4日(木)/後期:2024年1月5日(金)~2024年2月4日(日)
※前期と後期で一部展示内容が入れ替えあり
会場:東京シティビュー【六本木ヒルズ森タワー52階】東京都港区六本木6丁目10-1
開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:00)
主催:東京リベンジャーズ展製作委員会

市井

著者 市井
オタク総研 媒体統括。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス