10月先行上映のアニメ『シャイニーカラーズ』制作プロデューサーが語る「劇場で見てほしい」理由:魅力をアピールしたトークレポート


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9月29日(金)、ニコニコ生放送他にてアニメ特番「つづきみ」の第29回が配信された。番組内では10月より順次放送・配信が始まるアニメ作品77作品のPVが一挙に届けられたほか、ピックアップ作品3タイトルのゲストが出演し、作品の告知を行った。

中でも10月27日(金)から劇場先行上映が控えるアニメ『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(以降『シャイニーカラーズ』)からは作品プロデューサーを務める池田ななこ(バンダイナムコエンターテインメント)さんが出演。進行を務める吉田尚記さんや結さんとともに、本作の紹介や魅力が語られた。

アニメ『シャイニーカラーズ』作品キービジュアル

本作は2024年1月よりTVアニメの放送が予定されており、放送に先駆けて全国の映画館での先行上映が10月27日より決定している。「アイドルマスター」ブランドの2023年は”アニメ”に注力したコンテンツ展開を行っており、本年春に『シンデレラガールズ U149』を放送したほか、10月8日からは『ミリオンライブ!』のTV放送も控える。

特に『ミリオンライブ!』と『シャイニーカラーズ』のアニメ2作品は共通して「放送前先行上映」という形でプロデューサー(作品ファン)にいち早く届けるという施策を採っており、両作品共に全話を3分割した全3幕での公開が行われる。

P愛も炸裂したトークでは「劇場で観る」意義を紹介

そんなアニメ『シャイニーカラーズ』について、今回の「つづきみ」ではまず池田さんからの作品紹介が行われた。本作の監督は『ぷちます! 』『シンデレラガールズ劇場』の監督も歴任した「まんきゅう」氏が、シリーズ構成と脚本は『ミリオンライブ!』の脚本でも知られる加藤陽一氏が務めるなど、アイドルマスターと縁のある敏腕スタッフが集結していることをアピール。

加えて本作の特徴としてフル3DCGアニメーションであることも挙げており、ポリゴン・ピクチュアズ制作による丁寧で繊細な映像に仕上がっているとコメント。スクリーンにアイドル・櫻木真乃の場面カットが映し出されると、『シンデレラガールズ』他アイマスPを公称している結さんは大興奮。業界随一の”アニメ通”で知られる吉田さんからは「イラストではなく映像のカットですよね?」と聞いてしまうほど、クオリティの高さに驚きを見せた。

トークは本作が先行上映が行われることについて”劇場で見てほしい3つのポイント”を紹介するコーナへ移り、はじめに「なんといっても表情を観て欲しい!」という点を挙げた。本作の映像は写実的なアニメならではの表現を重視しつつも、ゲームの繊細な表現も意識することを心がけているとコメントした上で、特に「瞳」の動きなどにも注目してもらいたいと語った。

続く2つ目には「「大画面」でライブシーンを観てほしい」としており、同作に登場する各ユニットそれぞれのMV映像が放映されると、ここでも”結P”の感情が爆発。

 

アイドルそれぞれで3Dモデルを設計し異なるモーションが振られていると紹介されるや否や、結さんから「解像度の高いアイドルの動きが観られる!」「ガシャ(ガチャ)の演出が凄くて、これをフルでアニメで体験できると…!」との熱弁トークが展開され、これには池田さんも「すべて代弁してくれました…」と述べ、笑いを誘った。

特に「月岡恋鐘(アンティーカ)が凄い…」とこのと

最後の3つ目は「大音量で観てほしい」という点で、ライブシーンはもちろん、本作は映像に合わせて音楽を作成する「フィルムスコアリング」と呼ばれる手法を採用していると力の入れようをアピール。各シーンのためだけに描き下ろしたような劇伴もあるといい、ぜひ映画館ならではの音響で楽しんでもらいたいと語った上で、劇場上映の情報が届けられトークパートを締めた。

アニメPVイッキ見特番「つづきみ」はニコニコ生放送にてアーカイブが無料公開中。※アニメ『シャイニーカラーズ』のパートは1時間26分周辺で、映像も公開されているのでぜひチェックしてほしい。

©Bandai Namco Entertainment Inc.

市井

著者 市井
オタク総研 媒体統括。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス

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