激熱コラボ＆カバー連発、伊藤美来もうまぴょい！6時間超のアニソンの祭典「ANIMAX MUSIX 2023」イベントレポート
アニメ専門放送局「アニマックス」が主催するアニソンライブイベント「ANIMAX MUSIX 2023」が11月18日（土）に横浜アリーナにて開催された。
「ANIMAX MUSIX」は『アニメミュージックの魅力を世界へ！』をコンセプトに、2009年5月よりスタートしたアニソンライブイベント。今年は「うたって、はじけて、アニメミュージックの“祭”」をテーマに、4年ぶりの声出し解禁＆6時間ロング公演の復活、史上初のテレビ生放送と新たな試みを多数実施。ウマ娘 プリティーダービー、RAISE A SUILEN、伊藤美来、内田真礼など19組の豪華アーティストが出演し、今年のミュージックシーンを代表するトレンドとして注目される“アニメミュージック”の祭典を作り上げた。
新曲からカバー、ハム太郎まで！？
ANIMAX MUSIX初参戦の内田雄馬がトップバッターを務め、TVアニメ『怪病医ラムネ』の「SHAKE！SHAKE！SHAKE！」で会場のボルテージを一気に上げ、TVアニメ『灼熱カバディ』の「Comin’ Back」、TVアニメ『あひるの空』の「Over」を歌い上げ、アニメミュージックの“祭”にふさわしいパワフル全開のスタートを切った。続いて登場したのは大橋彩香。TVアニメ『さばげぶっ！』の「YES!!」、TVアニメ『政宗くんのリベンジR』の「Please, please!」などを彼女らしく元気いっぱいに披露した。
ここで、“声出し解禁”となった今年の見どころのひとつ、会場一体となって盛り上がる企画「声出せ！SELECTION！」のコーナーへ。
Liyuu × 中島由貴が、TVアニメ『とっとこハム太郎』の「ハム太郎とっとこうた」、サンドリオンが、TVアニメ『ゆるゆり♪♪』の「いぇす！ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪」をそれぞれカバーし、会場が一体となり盛り上がりを見せた。
続くステージは初参戦となる「Tokyo 7th シスターズ」発のユニット4U。「LOVE AND DEVIL」、「Fire and Rose」、「Funny☆Clutch」を披露し、初参戦とは思えないほどの熱量で横浜アリーナを熱狂の渦に巻き込んでいく。そしてMADKIDもTVアニメ『盾の勇者の成り上がり Season 3』の「SIN」などを披露し、息つく間もなく会場のボルテージを上げ、東山奈央がTVアニメ『かくりよの宿飯』の「灯火のまにまに」などを歌い上げたところで「ANIME SELECTION」に突入。
昨年末よりスタートし、アニメ界の話題をさらったTVアニメ『機動戦⼠ガンダム ⽔星の魔⼥』より、Season1オープニングテーマ「祝福」をJUNNA × GARNiDELiA、Season1エンディングテーマ「君よ 気⾼くあれ」を中島由貴 × 大橋彩香でそれぞれ歌い上げ、本日限りのコラボレーション×カバーが実現した。
バンド2組も登場し、ボルテージは最高潮に
ここでANIMAX MUSIX初参戦となる「BanG Dream!」発のユニットMyGO!!!!!が登場。TVアニメ『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』の「壱雫空」や『バンドリ！』から「影色舞」を披露。続けて、9月に行われた登竜門ライブ「ANIMAX MUSIX NEXTAGE 2023」で優勝し、ANIMAX MUSIX 2023の出演を勝ち取ったサンドリオンとのコラボレーションで「Time Lapse」を披露し、会場は割れんばかりの歓声が飛び交う。
会場の熱気が冷めやらぬまま登場したのは、伊藤美来。TVアニメ『戦闘員、派遣します！』の「No.6」に続き、新曲となるTVアニメ『星屑テレパス』の「点と線」を彼女の愛くるしいパフォーマンスで披露すると、会場から揺れんばかりの歓声が上がり、続けてLiyuuが、TVアニメ『夫婦以上、恋人未満。』の「TRUE FOOL LOVE」、TVアニメ『はたらく魔王さま！！ 2nd Season』の「bloomin’」を歌い上げた。
続いてはANIMAX MUSIX恒例となる、ファンが聴きたいというリクエスト曲をアーティストが歌う唯一無二のステージ「FAN SELECTION」へと突入。豪華アーティストのコラボレーションで、内田雄馬 × オーイシマサヨシがTVアニメ『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』の「飛天」を、上坂すみれ × 南條愛乃がTVアニメ『サクラ大戦』の「ゲキテイ（檄！帝国華撃団）」をカバー。
そして、先にコラボで出演したサンドリオンが単独出演し、TVアニメ『星屑テレパス』の「天体図」を初参戦と感じさせないパフォーマンスを披露。ボルテージを最高潮に保ったまま、JUNNAがTVアニメ『魔法使いの嫁 SEASON2』の「Dear」、「眠らされたリネージュ」を、TRUEがTVアニメ『最弱無敗の神装機竜』の「飛竜の騎士」、TVアニメ『バディ・コンプレックス』の「UNISONIA」、『特別編 響け！ユーフォニアム ～アンサンブルコンテスト～』の「アンサンブル」を披露し、ここで前半戦が終了。
休憩中にはユーモアあふれる楽屋の模様が吉田尚記アナウンサーによる中継で届けられた。休憩も束の間、後半戦一発目に「BanG Dream!」より2組目のユニットRAISE A SUILENが登場しスタートから爆上がり。「Apocalypse」、「!NVADE SHOW!」、「HELL! or HELL?」を披露し、バンドリ！の世界観に会場を包んだところで内田真礼とのコラボレーションでTVアニメ『ノラガミ ARAGOTO』の「狂乱 Hey Kids!!」をカバー。
続いて「ANIME SELECTION」第2パートでは、大人気TVアニメ『転生したらスライムだった件』より「Nameless Story」を内田雄馬がカバー、「Another colony」をTRUEがオーイシマサヨシとのコラボレーションで披露し、会場をアニメの世界観へと誘う。
上坂すみれは、TVアニメ『げんしけん 二代目』の「げんし、女子は、たいようだった。」、TVアニメ『ティアムーン帝国物語～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～』の「ハッピーエンドプリンセス」を、続けて中島由貴がTVアニメ『ゴブリンスレイヤーⅡ』の「霞の向こうへ」、TVアニメ『可愛いだけじゃない式守さん』の「Route BLUE」、GARNiDELiAがTVアニメ『贄姫と獣の王』の「ONLY」、続けて「極楽浄土」を披露し、再び会場が熱狂の渦に包みこまれていく。
ラストスパートは“お祭り”前回で熱狂
再びとなる「FAN SELECTION」の第2パートでは、Liyuuが TVアニメ『アオハライド』の「世界は恋に落ちている」をカバーし、JUNNA × 東山奈央 × TRUEのコラボレーションでTVアニメ『マクロスΔ（デルタ）』の「一度だけの恋なら」をカバー。さらに内田真礼がTVアニメ『冰剣の魔術師が世界を統べる』の「ラウドへイラー」、TVアニメ『経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。』の「ラブ・ユー・テンダー！」を、南條愛乃がTVアニメ『冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた』の「閃 -Sen-」、TVアニメ『グリザイアの果実』などをメドレーで披露し、ライブ終盤にも関わらず、興奮冷めやらぬ状態で次のコーナーへ。
今回のANIMAX MUSIX 2023のテーマでもある“祭”企画として祭りのように盛り上がる曲をお届けする企画「お祭りSELECTION」では、MADKID × Raychell from RAISE A SUILENがTVアニメ『SDガンダムフォース』の「ココロオドル」を、東山奈央がTVアニメ『機巧少女は傷つかない』の「回レ!雪月花」をカバーし、まさにお祭りモード全開。
続けて、ANIMAX MUSIXで“祭”を盛り上げ続けてきたオーイシマサヨシが会場のスタンド席から登場。TVアニメ『勇者が死んだ！』の「死んだ！」、TVアニメ『お嬢と番犬くん』の「好きになっちゃダメな人」などを披露し、ついに大トリとしてウマ娘 プリティーダービーが出走。
TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』の「ソシテミンナノ」、『ウマ娘 プリティーダービー』より「トレセン音頭」、「Ms. VICTORIA」をパフィーマンスした後に、ラストに伊藤美来とコラボレーションで「うまぴょい伝説」を披露した。なお、「うまぴょい伝説」とANIMAX MUSIXを巡っては昨年も同様のコラボレーションが実施されており、先のオーイシマサヨシがコラボ相手を担当し衝撃を与えていたほか、「トレセン音頭」については“祭”ならではの楽曲としてファン投票首位を獲得したことがMCで明かされており、初のトリを務められたことに感謝の言葉を寄せていた。
そして64曲目の最後は、出演アーティスト全員でTVアニメ『ハイキュー!!』の「イマジネーション」を大合唱。当初の予定から45分押しとなる盛り上がりをみせ、7時間近くに及ぶ熱狂に包まれたANIMAX MUSIX 2023はフィナーレを迎えた。
イベント情報
日時：2023年11月18日(土) 開場：13:00 開演：14:30 終演予定：20:30
配信：アニメックスで同時中継
出演アーティスト：伊藤美来、上坂すみれ、内田真礼、内田雄馬、ウマ娘 プリティーダービー、オーイシマサヨシ、大橋彩香、GARNiDELiA、サンドリオン、JUNNA、東山奈央、TRUE 中島由貴、南條愛乃、4U、MyGO!!!!!、MADKID、Lynn
バンド：西川進(BAND Master & Guitar)、青山英樹(Drums)、浅倉高昭(Bass)、ジョー(Keyboard)、二木元太郎(Guitar)、市川知子(Manipulator)
