雨で濡れて操作ができない…を無くす画期的な技術を搭載したスマホ=中国・OnePlus


アイキャッチ画像

モバイルデバイス大手のOnePlus(中国)は今後投入予定の新型スマートフォン「OnePlus Ace 2 Pro」において、濡れた状態でも操作を行える新たな技術を搭載することが、8月16日の正式発表に先んじて明らかとなった。

この技術は「雨水触控」と呼ばれており、雨の中では誤動作が起こりやすく操作性が著しく悪化するという現代のスマートフォンの課題を解決する。本技術を商用製品に搭載するにあたり、「空域卷积滤波(Spatial convolution filter)」「自电容(self-capacitance)」「单连通域单指(single-connected domain single-finger)」と呼ばれる3つの技術を集約して実現したという。

発表に合わせてOnePlusはBilibiliにてプロモーションビデオを公開しており、本技術を採用する「OnePlus Ace 2 Pro」と採用していない「iPhone 14シリーズ」とを並べて噴水させた状態で操作するデモを行っていた。Ace 2 Pro(画像左)は素早いスマートフォンのロック解除が可能になっていた一方、iPhone 14(画像右)は雨による誤動作でなかなか数字を入力できず、両者間の時間差は10秒以上となっていた。

このほかにも画像を拡大するピンチ操作や着信を受け取り通話を始める操作においても比較されており、同様に優れた耐雨性を示していた。「OnePlus Ace 2 Pro」は8月16日に正式発表が予定されており、現時点では中国国内以外での販売はないものの、画期的な技術として今後のスタンダードになりうる可能性がある。

【产品】独家自研雨水触控,湿手不失手-哔哩哔哩