タブレット「OPPO Pad 2」新登場、エンタメ機として性能上々も「売り方が残念」の声 クラファンで台数限定


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モバイルデバイスブランドのOPPOは4日、日本国内においてフラッグシップAndroidタブレット「OPPO Pad 2」を発表した。

今回発売となる「OPPO Pad 2」は、業界初の白銀比(7:5)の約11.6インチ、リフレッシュレート最大144Hz対応ディスプレイと、Dolby Vision™とDolby Atmosとを兼ね備えた、映画視聴や動画視聴用途に適したハイエンドエンタメ機。処理チップもMediaTekのSocであるDimensity 9000を搭載しているため大画面でのゲームはもちろん、一日中作業しても安心の大容量バッテリーを備えている。

そんな惹かれる本製品だが、SNSでは販売方法について疑問を呈する声が挙がっている。というのも今回の「OPPO Pad 2」はAmazonや楽天・家電量販店といった一般チャネルでの販売ではなく、「GREEN FUNDING」と呼ばれるクラウドファンディングサイトにて支援プログラムとして展開されている。

価格は1台あたり72,000円、限定数量にて取り扱いが行われており目標額も50万円という設定にSNSでは「クラファンは挑戦したい企業に使ってもらうべきなのに世界有数のメーカーが完成品を売る場として如何なものか」「限定500台で目標額50万は舐めてるの?」と疑問視する声も。一方で需要調査の狙いも示唆されている。

また、販売されている商品の価格は軒並み市場流通価格の20%OFFとされているが先んじて展開されていた海外市場では割引語と同額で販売されていることから、こちらも厳しい声が見られている。(価格については技適対応やローカライズといった多面的なコストが必要になるため、一概に「値段を釣り上げて見せかけ割引」と呼ぶのもあまり良くないことかもしれない)

とはいえ、購入側としては割引価格で購入できる上に支援者限定のグッズも付属するとのことなので、気になる方はチェックしてみよう。カラーはグレー一色展開で、プロジェクト期間は8月4日(金)10:00〜9 月17日(日)23:59 まで。