AIグラドル写真集の販売者が「実在の著作物と酷似する画像が含まれていた」とお詫びを公表


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近年話題の生成AIを活用して架空のグラビアアイドル写真をTwitterやKindleにて公開している「グラビアアイドルAi」は24日、自身のTwitterアカウントにてAI画像生成に関するお詫びを公開した。

投稿は「既存の著作物に酷似したAI画像生成、投稿に関するお詫び」からはじまり、自身のKindleストアにて発売したAIグラビア写真集において、掲載した一部の画像が他者の著作物に酷似していることが判明したことを報告。

https://twitter.com/gravureidol_Ai/status/1683173379686400001?s=20

同氏は続けて「一昨日より、直接ご迷惑をおかけした方々への謝罪と償いを最優先で進めています。」「不快な思いをさせてしまった皆様大変申し訳ありませんでした。」とコメント。

Stable DiffusionやMidjourney等の画像生成AIにはテキストをもとに生成する「t2i (text to image)」と画像をもとに生成する「i2i(image to image)」の2つのアプローチで生成することが可能である場合が多い。高精度かつ繊細な画像を生成するには、前者はいわゆる「法典」と称されるような難解なプロンプトを用いる必要がある一方、後者は比較的簡単に生成ができることで知られている。

わかりやすい操作で人気を博す「Stable Diffusion web UI」

今回の「グラビアアイドルAi」氏による報告では実際に現存するグラビアアイドルの写真を用いてi2iで生成を行ったか否かについては言及されていない。

同氏は最後に「応援して下さっているフォロワーの皆様、裏切るような行いをしてしまい大変申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい。」と謝罪した上で、今後の対応について「経緯や今後の対応について後日必ず報告いたします。」と述べている。(編集部=寺田)