有料ファンコミュニティ「FANBOX」にてAI作品の取り扱いを禁止へ。使途が目指すサービスの姿と異なる


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ピクシブ社の運営する、定額制でクリエイターを支援することができるファンコミュニティ「Pixiv」の運営事務局は10日、生成系AIについて現在の方針とは一転し「当面の間取り扱いを禁止する」旨の発表を行った。

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同社は昨日9日、同じく「Pixiv」におけるイラスト生成AIなどの利用に関する方針と問い合わせに対する回答を行っており、このたび「FANBOX」についても発表された。発表文にて「作品づくりの過程や考えなどをクリエイターが発信することを通して、応援してくれるファンとのコミュニティを作っていただきたい」とコメント。(要約)

今回の「一時的な禁止」への決断に至った理由は「生成AI技術により短期間で大量に作成されたコンテンツを販売することのみを目的に利用されることが多く、今後もその傾向はより強まっていくと感じています。それは本来私たちが目指していたサービスの姿とは異なり、このまま見過ごすことはできないと判断しました。」としている。(原文ママ)

今後は「FANBOX」におけるAI生成作品の定義などの詳細を後日お知らせするとし、新ガイドラインの発効日以降は「AI生成作品を用いた投稿への警告や非公開化、クリエイターアカウントの停止などを随時行ってまいります」とのこと。

Source:https://official.fanbox.cc/posts/5932126

オタク総研編集部

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