新GPU「RTX 4070」搭載グラボ発表:599$からRTX 3080と同等性能で消費電力半分を実現。アップグレードに最適


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NVIDIAは12日、自社の新しいGPU「GeForce RTX 4070」を発表した。このGPUは、昨年発表されたNVIDIAのAda Lovelaceアーキテクチャを搭載した「GeForce RTX 4000」シリーズの現状最廉価モデルとして投入され、価格は599ドル(7万9千円)からで各社から発売される。

具体的な性能としては、GeForce RTX 3080と同等の性能を半分近くの消費電力で発揮できるといい、最新のゲームを1440p画質・100FPS以上でのプレイできる。機械学習を活用した第3世代のDLSS(ディープラーニング スーパー サンプリング)を活用した大幅なパフォーマンス向上が図られているほか、NVIDIA Reflexによって、デバイスとモニターの間の入力遅延が低減されているという。

また、RTX 4070はゲーマーだけでなくクリエイターにも適しているといい、NVIDIAが提供するシミュレーションプラットフォームでの3Dモデルの4Kシーンレンダリングについて、前世代のGeForce RTX 3070 Tiよりも2.8倍速い処理を実現したとアピール。動画編集においても、新しい動画フォーマット「AV1」と組み合わせることで、20%高速な動画書き出しが行えるとのこと。

本発表についてNVIDIAのグローバルGeForceマーケティング担当副社長のMatt Wuebbling氏は「599ドルからの価格で、RTX 4070は以前の世代のGPUを使用しているゲーマーにとって素晴らしいアップグレードになります。」と述べており、半導体不足による価格高騰でなかなか手が出しにくかった方におすすめだ。

日本国内においてはMSIやPalitなどからRTX 4070搭載グラフィックスボードの発売が発表されており、9万円台〜での販売になる見通し。

オタク総研編集部

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