【現地フォト】台北で無数の「ヘブンバーンズレッド」広告を見た話:繁体字版の事前登録PR


アイキャッチ画像

本日1周年生放送が予定されている「ヘブンバーンズレッド」ですが、台湾でもサービスを開始するとのことで、とんでもない数の広告が台北各所にて掲出されていました。そこで、写真にて一挙にご紹介します。【取材中に見つけたモノ】

我々「オタク総研」はオタクのためのメディアとして海外のOTAKU事情を伺うべく、先日開催されたアニメ&マンガの国際イベント「台北国際アニメフェスティバル」(台北國際動漫節)を取材していました。

【現地レポート記事】「台北国際アニメフェスティバル」開催:45万人のアニメ&マンガファンが集結!

その際、著者(統括)と同行者はイベント取材の前後で台北に滞在しており、滞在中に一つ気になったことがありました。それは「あれ?なんかヘブバン(ヘブンバーンズレッド)の広告多くない…?」と。ヘブバンとは「Google Play ベスト オブ 2022」で1位を獲得するなど大きな反響を呼んでいる新作スマホゲームです。

日本でも秋葉原等ではヘブバンの広告はたまに見かけますが、今回見た台北は数が尋常じゃない。アニメイトや虎の穴がある西門町エリアには横断幕からフラッグまで至る所に広告を発見。更には大道芸が繰り広げられている道のど真ん中の柱にも。

また、ゲームセンターやサブカル店舗が多く集まる台北駅地下街にも同じく無数の広告があって、頭上にずらりと広告が並んでいる光景は秋葉原ですら見かけない壮観。駅構内へ上るエスカレーター前にも、立体感のあるキャラパネル風の広告もあり多様な形態で用意されていました。

なぜこんなにあるのか…と思うとすぐ、「事前登録受付中」の文字を見て、サービス開始前の一大PRを行っていることが分かりました。昨年の日本でのリリースに続き、台湾向けにローカライズされた繁体中国語版「緋染天空」が2023年上半期にリリースされる予定だそう。

[GDC_row]
[GDC_column size=”half”]

日本版のキャッチコピーは「最上の、切なさを。」だったが、繁体字版は「劃破長空,少女們悲喜交織的命運之鳴」をセールスキャッチコピーにしていることが見て取れます。

[/GDC_column]
[GDC_column size=”half”]

[/GDC_column]
[/GDC_row]

また、アニメイト台北に掲出されていた広告では「會類過《CLANNAD》《Angel Beats!》等知名作品的麻枝准帶來全新原創遊戲!」とKey開発室によるゲームタイトルであることも説明されていました。

ふと連想させると、台湾渡航後に現地SIMに切り替えた直後、やたらとヘブバンのプロモツイートが増えたなと思った理由も同じでした。

繁体字版でも日本版同様、Play StoreとAppStoreから事前登録ができ、PCプレイ向けのSteam版も同時に配信が開始される模様。

ちなみにソシャゲの広告関連では「ブルーアーカイブ」も積極的に広告を掲出しており、台北市内を走る地下鉄(MRT)の一部路線では扉や上部にジャックするような形で見られました。(因みにブルアカは韓国NEXONが開発しており、Yostarは日本国内でのローカライズ担当なので、繁体字版は関与していないとのことです)

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。