KADOKAWA、3Q決算を公表:『ELDEN RING』バブルも健在でゲーム事業の利益が2,100%増加


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出版・映像・Webサービスの企画運営を行う株式会社KADOKAWAは本日、2023年3月期第3四半期決算を公表した。グループ全体の四半期累積の業績は売上高が+20.4%、営業利益が+51.7%となり引き続き増益傾向に。

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重点事業である出版・アニメ・ゲーム・教育におけるデジタル分野が堅調に成長し、新刊点数増加により出版セグメントは増収増益を記録した。

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あわせて前期に引き続き、記録的大ヒットとなったゲーム作品『ELDEN RING』の海外向け出荷関連収益などがゲーム事業の継続的な成長に寄与。四半期累積でのゲームセグメントの売上高は234億16百万円(前年同期比206.4%増)、営業利益は90億71百万円(前年同期比2,133.0%増)となった。

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さらに北米とアジア地域を中心とした海外事業の成長も顕著で、前年同期比81%増を記録。継続的な伸長により、連結売上高に占める比率は上昇した。一方で「ニコニコ動画」を始めとするWebサービスセグメントでは動画配信サービス「ニコニコ」のプレミアム会員が5万人減少したが、動画にアイテムを贈る「ギフト」や広告などの伸長により売上は増収となった。

なお、同社は通期連結業績の見通しについて、ゲームセグメントにおける『ELDEN RING』の収益の大幅な上振れを中心に、売上高(105億円増)、営業利益(32億円増)の上方修正を通知した。

オタク総研編集部

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