“VTuber企業”ANYCOLOR、上場6ヶ月で「東証プライムへの鞍替え」を準備


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国内有数のバーチャルYouTuberプロダクション「にじさんじ」などを運営するANYCOLOR株式会社<5032>は12月15日に現行の東証グロース市場からプライム市場(旧東証一部)へ市場区分を変更する準備を始めたことを明らかにした。

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AMYCOLOR株式会社が入居する東京ミッドタウン(六本木/写真AC)

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AMYCOLORは同日は株主・投資家に向け2023年4月期第2四半期決算発表日となっており、決算情報を公開したと同時に「東京証券取引所プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備に関するお知らせ」という文書を発表。

文書にて「中長期での成長および企業価値のさらなる向上を目指すため、東京証券取引所プライム市場への市場区分変更申請(以下、「変更申請」という。)に向けた準備を行っております」と状況を説明。具体的な変更申請日や承認日は未定で、場合によっては準備を中止する可能性があることも併せて説明していた。

同社は2022年6月8日に東証グロース市場に上場。昨日の2Q決算では売上高は前年同期比+92%の112.7億円、営業利益は+143%の43.1億円と好調な成長を見せている。

【関連記事】にじさんじのANYCOLOR、2023年2Q決算を公表 売上高は191億・営業利益は43億円と好調

「にじさんじ」に所属する国内VTuberの総再生時間は3億400万時間、英語圏で展開する「NIJISANJI EN」に所属するVTuberの総再生時間は750%増の7300万時間を記録。プライム市場への鞍替えにより新たなエンターテイメントを創出する企業として幅広い層へのブランドの浸透などが期待される。

決算説明資料より引用

 

【PDF】東京証券取引所プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備に関するお知らせ